寒い冬、温泉に入って温まるのが良いですよね。
温泉街を流れる摺上川沿いに旅館が立ち並ぶ福島の奥座敷「飯坂温泉(いいざかおんせん)」。
福島県福島市にある「飯坂温泉」は、宮城県の鳴子温泉、秋保温泉と共に奥州三名湯に数えられています。お友達と2泊旅行してきました。
「飯坂温泉」には、一番古い湯で元禄2年(1689年)に松尾芭蕉が立ち寄ったという「鯖湖湯(さばこゆ)」をはじめ、9つの共同浴場があります。
わたしも旅館での夕食の後に、飯坂温泉共同浴場のシンボルとされている「鯖湖湯」へ。
自動販売機で入浴券を購入して、番台に券を出して入ります。わたしは宿泊した旅館で入浴券を購入して、洗面器を貸してもらって行ってきました。
日が暮れてからの「鯖湖湯」は趣があって、とてもステキです。
「鯖湖湯」は、日本最古の木造建築共同浴場として親しまれてきましたが、老朽化により平成5年(1993年)に明治時代の共同浴場を再現して改築。湯船も御影石になりました。
ヒバの香りに包まれて至福の時を過ごせます。
写真はありませんが、中も天井が高くて本当にステキなんですよ。
「飯坂温泉」のお湯は透明でクセが無く、とても温度が高く熱いのが特徴です。
浴槽に水を入れたいときには、他の人たちにひと声かけるのがマナー。
地元の人たちの他にもわたしたちのような県外からの観光客も多く訪れています。
たまたま、地元の人たちが他の観光客の人たちのために浴槽に水を入れてくれていました。
それでも熱くて痛いくらいでビックリしますが、地元の人たちが入り方のコツや年齢やどんなお仕事をしているのとか、「飯坂温泉」のことをいろいろ教えてくれたりと、地元の人たちとのコミュニケーションが楽し過ぎてハマります。
「飯坂温泉」のお湯に入った後は、お肌つるつる、からだポカポカ、浴衣と下駄で、「飯坂温泉」の共同浴場湯巡りオススメです。