長引くマスク生活で「口紅はすっかり塗らなくなりました」という人も少なくありません。でも、口紅を塗ると気分が上がること、ありませんか? 私たちにとって、口紅ってやっぱり特別なもの。しかし、いつも使っている色が「似合っていない」可能性もあるんです。
唇の色に悩む、おでかけ女史組のChieさんとMIZUHOさんが「大人の唇色をきれいに見せるリップメイク」の体験に来てくれました。
<教えてくれる人>
吉谷真由美(よしやまゆみ)さん/花王 ビューティリサーチ&クリエーションセンター ヘアメイクアップアーティスト。美容部員の経験を経て、現在は、ヘアメイク技術開発を行い、WEB動画、プロモーション画像作成など美容情報の発信や美容部員教育に携わっている。
■唇って、年齢によって変化するんです
下の写真は、口紅を塗っていないChieさんとMIZUHOさん。Chieさんは以前よりも唇の色が薄くなり、MIZUHOさんは紫がかった色に変化し、悩んでいるそう。
花王メイクアップ研究所によると、日本人女性の唇の色は「ピンク、ペール、パープル、ブラウン」の 4 グループに分類されることがわかったそうです。特に50代を過ぎると、ペール、パープル、ブラウンの割合が増えてきます。唇の色は年齢と共に色が薄くなったり、紫がかった色等に変化していることも。選ぶ口紅の色によっては、もともとの唇の色の影響が出ていることもあります。そうなると、「今まで使っていた口紅の色が合わない」ということに。皆さんもぜひ鏡を見てチェックしてみてください。
■口紅の仕上がりは、ベースの唇の色に左右される
吉谷さんによると「唇は顔全体では小さい部位ですが、顔の印象や年齢印象に⼤きく影響するんです」とのこと。そのため、口紅選びはとても重要。
「唇の色が赤みの少ないペール系のChieさんは口紅の色が見た目よりも淡く色づく傾向にあります。仕上げたい色に近づけるためには仕上げたい色よりも赤みのある色みのものや、鮮やかな色の口紅を塗ってみてください。さらに口紅を塗る前にピンクのリップベースを塗るのもおすすめです。
パープル系のMIZUHOさんは唇の彩度が低いので、口紅の見た目の色よりも青みがかって見える傾向に。似合う色に仕上げるには、赤みのある口紅を塗ると青みがカバーされて、より素敵に仕上がります。さらにリップ専用のコンシーラーなどで唇の色を抑えてから口紅を塗るのもおすすめです」(吉谷さん)
ChieさんもMIZUHOさんもこれまでは好きな色ばかり選んでしまい「唇自体の色の変化はあまり気にしていなかった」と反省した様子。おすすめの色を試してみると「なるほど!」と納得したようです。
下の写真がいつも愛用の口紅と、似合う色を付けてみた比較です。かなり印象が変わりますね。
右の写真で2人が塗っているのは、「メディア リュクス ティントルージュ」。実はこの口紅、血色パール*1配合で、くすみがちな唇にも血色感を与えながら、きれいに赤が発色します。唇の色がペール系のChieさんにも、パープル系のMIZUHOさんにも、口紅の色そのままに発色。OurAge世代にはとてもうれしい口紅です。ティントなので、つけたての色やうるおい感が続くのも嬉しいポイントです。
「顔の印象が全然違いますね! ベースの色を気にせずに塗れるので、口紅のきれいな色をそのまま楽しめるのがうれしいです」(Chieさん)
「好きな色より似合う色が大事なんですね。これからは自信をもってマスクを外したいと思います」(MIZUHOさん)
「最近、口紅塗っていないな……」という読者のみなさん、口紅ライフを楽しみましょう! 気分が上がりますよ。
メディア リュクス ティントルージュ 全6色 3.1g<レフィル> ケース別売り
うるおいと優しい血色感をまとうティントルージュ。赤がきれいに発色する血色パールを配合。くすみがちな唇でも、優しい血色感とうるおいが続きます。厳選した6色の「赤」それぞれの愛称「優しさの赤」「ほほえみの赤」「ごきげんな赤」「おしゃべりな赤」「華やぎの赤」「聡明な赤」から、なりたい印象を選べるカラーラインアップです。
*1 赤顔料被覆パール顔料
メディア リュクス 口紅用ケース 全3種<ケース> レフィル別売り
口紅の中身と容器が別々に選べます。選ぶ“楽しさ”と“使いやすさ”を兼ね備えた口紅用ケースで、「スリムなS」、「手になじみやすいM」、「安定感のL」の3つのフォルムがあります。ティントルージュ(レフィル)をお好きなケースにセットしてご使用ください。
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撮影/山田英博 取材・文/島田ゆかり