2022年の終わり、大掃除の合間に白金の氷川神社に行ってきました。
こちらは港区最古の神社と言われており、創建は7世紀!(白鳳時代)
江戸中期の大火や関東大震災で社殿が焼けてしまい、現在の社殿は1958年にできたもの。年始の初詣には多くの参拝客が訪れるため行列ができますが、この日、参拝者はほぼいらっしゃらなかったのでゆっくりと一年のお礼を込めて参拝させて頂きました。
大掃除を終えた後はお玄関にしめ縄を飾ります。今年のしめ縄は先日、お花の先生をしている友人のレッスンに参加して私が作りました!
お花はアーティフィシャルフラワーという造花を使っています。造花と言っても生花がリアルに再現されていて、枯れたり劣化をしない上、ワイヤーが入っているのでアレンジがしやすいお花なんです。
12月に参加したレッスンはワイワイ楽しく、同じ花材を使っても一人として同じしめ縄がなく、他の方の作品を見せて頂くのも楽しかったです。
先日、年賀状を買いに立ち寄った鳩居堂で見つけたミニサイズの色紙に、来年の干支である『卯』を書いて、しめ縄と一緒に飾ってみました。
あまり遊び心のない『卯』になってしまいましたが今年はこの色紙で満足しています。
しめ縄作りと、干支を色紙に書くという作業は来年以降も続けようと思います。
とても楽しかったのでお花の先生とのコラボで、ご興味がある方と一緒に書けたらもっと楽しいかも! 夢は膨らみます。
少しずつですが、書道の楽しさを伝えられたらいいなと思っています。
この時期になると、一年が早い! あっという間だったねと口癖のように話してしまいます。
先日、大好きな林真理子さんの『成熟スイッチ』を読んでいたら下記のようなことが書かれていました。
『若い頃と違ってすべて経験したことばかり繰り返す日々だから、時の流れを早く感じてしまうー。これの逆を日大の理事長になってから実感しています。』と。
なるほど……
中高生の甥や姪を見ていると本当にそう思います。
また、書道を習い始めてから出会った先生方に対しても同じ気持ちになります。私よりも一回り以上上の先生もいらっしゃいますが、パワフルで、お元気! 私たちのような弟子の育成だけでなく、新しい事にも挑戦されていていい刺激を受けています。
落ち着いた、穏やかな日々も大切に、それとは逆に困難と思われる事にもどんどんチャレンジ! ウサギのように軽やかに、飛躍の年になりますように。
2023年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。