今回は昨年一年間、ミセスコンテストに出場し、
人生で一番自分磨きに励んだ事をお話させて頂きます。
皆さんは、ミセスコンテストはご存知でしょうか?
最近は沢山のコンテストがあり、キラキラと素敵なドレスでランウェイを歩く女性の姿をSNSなどで拝見されたことが一度はあるのではないでしょうか。
でも少し敷居が高くて、私にはとてもとても……私もそう思う一人でした。
何故そんな私がコンテストにチャレンジを決めたのかというと、
シングルマザーとして今まで必死で仕事をしてきて、子供2人が成人した今、
もう一度輝きを取り戻してみたいと思ったからです。
ミセスのコンテストは費用が掛かるものがほとんどです。
様々なコンテストがある中、趣向や自分に合っている大会を探し、
私が挑戦したのは
「ミセス・グローバル・アース」というコンテストでした。
この大会は、世界4大ビューティーページェントの一つ、ミス・アース・ジャパンのミセスバージョンとして、「美」だけでなく、地球環境保護をコンセプトとした大会です。私は、地元滋賀で地方大会にエントリーしました。
3月からビューティートレーニングが始まり、SDGsやウォーキングやダンス、講師の方々の講習を受けます。
滋賀大会は、ミセスだけでなく、ミスやジュニアのファイナリストと一緒に学べるので、ジュニアの子にダンスを教えてもらったり、ミスの人達の美意識の高さに刺激を受けたり、学ぶことが沢山ありました。
ドレス選びに迷い、うまくスピーチができない、ウォーキングができない、ダンスを覚えられない……落ち込むこともいっぱいありましたが、ファイナリストの仲間と励まし合い、「部活みたいよね」と15㎝のハイヒールで疲れた足を労わりながら笑い合い、迎えた9月、いよいよ大会当日です。
沢山練習してきたので、あとは楽しむだけという気持ちでステージに立ちました。
オープニングダンスから始まり、ウォーキング審査、ドレスでのスピーチ審査と、披露できる時間は一瞬で、バタバタと審査は終わっていきます。
すべての審査が終わった頃には、約半年頑張ってきた緊張感もあったのか、疲労困憊(笑)
審査発表が始まり、ボーっとした頭の中で自分の名前が呼ばれた時は、夢なのか、ここはどこなのか、一瞬分かりませんでしたが、エメラルド部門 滋賀代表グランプリとして受賞させていただくことができました。
一緒にミスで大会に出場してくれて、ドレスや服選びを相談し合った娘、冷ややかながら「まぁ頑張って」と送り出してくれた息子の応援もあり、ここまで頑張ってこれました。
そして、ファイナリストの仲間と、自主練をしたり、泣き合ったり励まし合ったり、この年齢になってこのような体験ができるとは思いませんでした。
地方大会は終わりましたが、グランプリを頂いたので11月の日本大会に向けて、さらなる挑戦が続きます…