昨年、日本初上陸した世界的なステーキハウスのオーナーであるウルフギャング・ズウィナー氏が手掛ける本格イタリアントラットリア&ワインバー「IL LUPINO PRIME(イル・ルピーノ・プライム)」。
場所は東京・北青山の複合施設「ののあおやまショップ&レストラン」内にあります。
青山通りから少し入り、表参道駅からも徒歩数分の場所にありながら、大きな緑地内に一歩足を踏み入れると鳥のさえずりや雨水を再利用した静かに流れる小川、緑地からの芝生など本当に深い森の中にいるような感覚を覚えます。
自然回帰の街づくりからできた小さな森「ののあおやま」は訪れた後、必ず佳きことが起きる私にとってのパワースポットでもあります。
昨年オープンした「IL LUPINO PRIME(イル・ルピーノ・プライム)」は、ワイキキ店よりもラグジュアリーな店内に感動します。
それもそのはず、ウルフギャング・ズウィナー氏が、息子のピーター・ズウィナー氏と手がける本格イタリアン「IL LUPINO」のハイエンドスタイルなのです。
昨年オープンの際に来日した「ウルフギャング・ステーキハウス」のオーナー、ウルフギャング・ズウィナー氏と。
イルルピーノとは、イタリア語で”小さいオオカミ”という意味で、もともとヨーロッパで育ち、イタリア料理への情熱にかられた少年時代にイタリア中を旅したウルフギャング・ズゥイナー氏につけられたニックネームなのだそうです。
その「IL LUPINO PRIME」の初となるアフタヌーンティーがスタートしたと聞き、友人と伺いました。
5月末まで開催中のイル・ルピーノ・プライム初のアフタヌーンティー「Strawberry Afternoon Tea」。
季節のいちごをふんだんに使用したピスタチオクリームといちごのタルトやいちごのシュークリーム、いちごのモンブランなどのスイーツ6種。
特に印象に残ったのは、「ピスタチオクリームといちごのタルト」と「いちごのモンブラン」、「小さないちごのシュークリーム」です。
ピスタチオクリームといちごのタルト
いちごを練りこんだアーモンドの生地に、ピスタチオクリームとフレッシュないちごを合わせた鮮やかでピスタチオ好きにはたまらないタルトです。
いちごのモンブラン
メレンゲを忍ばせたタルトの上に、ラズベリーのジャムといちごを丸ごと乗せ、いちご風味のバタークリームを山を模して飾ったもの。
小さないちごのシュークリーム
甘いバニラカスタードといちごの酸味が絶妙な、ザクザク触感のシュークリームです。
イル・ルピーノ・プライムの名物とも言えるUSDAプライムビーフのチーズバーガーや、シグネチャーメニューとしても人気の高いモッツアレラのカプレーゼなどのセイボリー6種を楽しみました。
USDA PRIME BEEFのミニハンバーガー
イル・ルピーノ・プライム自慢のUSDAプライムビーフを使用したチーズバーガー。ジューシーなパティはアメリカより冷凍せずチルドで空輸、米国農務省(USDA)が認めた、米国内で流通している肉の2%以下に相当する最上級のプライムグレード牛肉だそうです。
肉厚でジューシーなパティは肉の旨みを存分に味わうことができます。
黒トリュフのアランチーニ
贅沢に黒トリュフを使用したチーズリゾットが南イタリア名物のライスコロッケになったトリュフの香り豊かな贅沢な一品。セイボリーの中でも一番のお気に入りです。
飲み物は90分間のフリーフローでドイツ生まれの最高級品質の「ロンネフェルト」の紅茶やコーヒー各種から選びます。また、別料金のいちごのピニャコラーダやモヒートなどのカクテルやモクテルのメニューもあり、飲み物もいちごづくしで春爛漫なひと時を過ごすことができます。
平日はアフタヌーンティーを11時30分から提供しているので、セイボリーをランチ、スイーツをデザートとしてランチ&スイーツ女子会をするのにも最適。見晴らしのよいラグジュアリーなテラス席はこれからの季節に清々しく過ごせてオススメです。テラス席はペット連れも可能で、様々なシーンで訪れたいです。
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2019年から4年間活動した「おでかけ女史組」。
今回で卒業となりました。
活動から1年後にはコロナ禍で思うように活動できない日々が続きましたが、今年は徐々に以前の生活が戻り、駐日オマーン大使館やフランス大使館のパーティへお招きいただき伺ったり、ここ数年の自粛ムードから一気に解放されたように感じられました。
年始は大好きな場所で家族でのんびりと過ごしました。常宿、ワイキキトランプタワーにて。
思えば、以前、着物サロン主宰の和のスペシャリストとしてMCを担当したBS-i(現BS-TBS)の番組「wabisabiへの誘い」から私の“楽しいお出掛け”を伝えたいという思いはずっと続いているのだと思います。
画像は番組でお話しを伺った白洲次郎氏・正子氏の孫で文筆家の白洲信哉さんとの一コマ。
今年からまた徐々にテーマのある旅をしていきたいと思っています。具体的にはウィーンの街を再び訪れ教会や美術館を巡り、コンサートへ足を運び、現地の音楽やアートに触れたいと思っています。
そんな旅先でうっかり皆さまに出会えたら嬉しいです。
これまで、本当にありがとうございました。