春、4月。
お引越しや進学・就職など、新生活を始まる人が多い季節ですね。
進学と言えば、学校ですが、こちら、日本で最古の学校として知られています。
国指定史跡【足利学校】
足利氏発祥の地で歴史と文化の香る栃木県足利市を代表する観光スポットです。
わたしは、栃木県足利市には何度も訪れていて、こちらも再訪。
アクセスは、電車だと、JR両毛線「足利駅」から徒歩約10分、東武伊勢崎線「足利市駅」から徒歩約15分の場所にあります。
創建についてはいろんな説があり不詳ですが、室町時代中期1439年以降、歴史に登場する日本最古の学校です。
足利学校は、応仁の乱以後、引き続く戦乱の中でも学問の灯を絶やすことなくともし続け、学徒3,000人と言われるほど隆盛。
キリスト教の宣教師として有名なフランシスコ・ザビエルによって海外にも紹介されました。
チケット売り場で「足利学校入学証」と「学生証」をいただき、「学生証」をしっかりと胸に貼り付けて学校門から入ります。
学校門は、足利学校のシンボルとして現代へ継承されています。
明治時代初期に廃校になりましたが、現在は江戸時代の頃の姿を復原。
茅葺屋根の方丈(ほうじょう)は、学徒の講義や接客のための座敷として使用されたところ。
一般開放されていて、当時の学徒たちがどのようなところで勉強していたか見学できるようになっていて見応えがあります。
足利観光のお土産は、足利学校に隣接する「太平記館」にて。
館内には、足利のお土産品が多数揃っています。
観光情報インフォメーションや喫茶コーナー、休憩スペースもあります。
わたしは、栃木県土産の中でも人気の高い、香雲堂本店「古印最中(こいんもなか)」、そして、舟定屋本店「元祖いもようかん」を購入。
「元祖いもようかん」も程良い甘さで美味しいですが、やはり、「古印最中(こいんもなか)」が特にオススメ!
「足利学校」や足利氏祖先の氏寺「鑁阿寺」に伝わる古印や落款の形をした7種類の形があります。
一般的な最中の1.5倍~2倍の大きさでぱりっとした香り高い皮に上品な甘さの粒あんがたっぷりで、食べ応えがあり美味しいです。
包装紙には足利ゆかりの相田みつをさんのデザインが使用されていてステキです。