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女史的台湾旅☆『永康街』路地奥のローカルが通う銘店へ

natsuko

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都内在住。国際中医薬膳師。主宰する薬膳教室では世界の料理に薬膳のエッセンスを乗せ、楽しく美味しく体と心を調えていく薬膳料理をお伝えしています。毎日毎時毎分?食べ物のことを考え、趣味、特技も食べること!お料理、雰囲気に郷土の香りがほんわりと宿る温かいお店を探し、都内をグルグルグル・・・・・・。体と心が喜ぶ食にまつわる”おでかけ”を紹介します。

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今回の台湾旅、アテンドしてくれた現地在住の友人に2つのリクエストを出していました。1つめは地元の方が利用する美味しいお茶のお店、2つ目は地元の方々で賑わう庶民的でとにかく美味しいレストラン。地元の方々が日々利用されるお店に行きたいとお願いしていました。

 

永康街といえば観光地&高級住宅街。小籠包の世界的有名店等がある所なので、リクエストした様なお店はあるのかな? と、疑問を持ちつつ永康街へ……。

永康街の混雑するメイン通りをずっと奥へ奥へと歩いていき、人も少なくなってきた所でこちらのお茶屋さん『老茶罐(ラオ・チャ・グゥアン)』に着きました。インテリアがとにかく好みで品揃えも◎。店名の“罐”、馴染みのない漢字ですよね。これは日本では“缶”にあたる文字です。このお店には台湾各地のお茶が“缶”に詰められて並んでいました。

 

缶のお茶の他、1杯分の個包装もあるので色々なお茶をちょっとずつ買えるのが嬉しい! 友人へのお土産にこちらの台湾茶を渡したらとても喜んでいました。

 

お茶だけではなく洗練された素敵な茶器、お道具も揃っています。台湾の高名な作家さんのクラシカルなデザインの物から若手作家さんのモダンな物まで幅広い品揃えです。

 

お茶屋さんを後にし、お次はリクエスト2つ目。地元の方々が集うとっても美味しいレストラン『六品小館(リウ・ピン・シャオ・グゥアン)』へ。

今回アテンドしてくれた台湾で活躍されているジャズピアニストKAORUさんと

 

店員の方、日本語は全く通じませんが漢字表記のメニューがあるので指差しで何とか注文できそうですよ。こちらのお店は江蘇料理+江浙料理=江浙料理という台湾にしかない料理ジャンルのレストランです。日本では絶対に食べられない初めてのお料理がずらっとテーブルに並びます。もう大興奮の晩餐でした!

“砂鍋獅子頭”(中央上)おどろおどろしい名前ですが肉団子のスープです。ほんのり酸味があり最後まで飽きずにぺろりと頂きました。隠し味はトマトだそう。“豆干炒肉絲”(右奥)は必食の看板メニューで、干豆腐と牛肉を炒めたもの。素朴なお料理ですが、今まで食べたことのない美味しさです! 何年振りかでごはんをおかわりしてしまいました。そして手前の茶色いソースのお皿、料理名が思い出せないのですがソースのベースはたっぷりのナッツ。ナッツの下にふんわりと蒸し上げられたお魚が隠れています。淡白で甘味ある白身にピーナッツのコッテリとしたソースがよく合いました。

 

帰国後にこれらのお料理を再現してみましたが、全く別のお料理に……。次回台湾を訪れた際にも是非伺いたいレストランです。

 

 

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