自分の経験値が積まれ、過去を振り返り「ああ、あのときにこうしておけば良かった。」と思うことが多くなりました。
「解散前にこのライブを観ておきたかった」
「デビュー直後の初々しいライブを観てみたかった」
わたしの趣味でもあるアーティストのライブ鑑賞でそんな風に思うこともしばしば。
今でこそ動画配信サイトなどで過去のライブ映像を見ることが容易になりましたが会場の一体感や空気などは生でしか感じることが出来ません。
わたしが過去に購入したアルバムの中でヘビーローテーションして聴いているのが吉本興業所属の藤井隆さんが2002年にリリースした1stアルバム「ロミオ道行」。
藤井隆さんといえば先月末公開されたYouTubeの「THE FIRST TAKE」で「ロミオ道行」にも収録されている「ナンダカンダ」が500万回再生され(7/9現在)再注目されています。
少し前になりますが、藤井隆さんの公式HPでニュースを発見‼
2002年の1stコンサートから21年ぶりに「ロミオ道行」全10曲を藤井隆さんが歌唱し、ボーナストラックの「ナンダカンダ」「アイモカワラズ」以外全10曲をプロデュースした松本隆さんがトークゲストに登壇するという夢のようなイベント【藤井隆 meets 松本隆「ロミオ道行」~再演&外伝~】が開催されることを知りチケットの先行販売にチャレンジしましたが、あえなく落選……。
*CDアルバムのクレジットには作詞:松本隆の文字があります*
その数日後、急遽先着順の立見席開放のお知らせがありチケット争奪戦に参加。みごとチケットをGETすることが出来ました。
アルバム「ロミオ道行」に同封されていた2002年の1stコンサートの告知。21年ぶりに「ロミオ道行」リベンジ!
「藤井隆 meets 松本隆「ロミオ道行」~再演&外伝~」が開催された会場は有楽町にあるI’M A SHOW。
キャパは立ち見を含め400位。最後列の立見席でもステージはっきりと見えてとてもキレイな会場でした。
「藤井隆 meets 松本隆「ロミオ道行」~再演&外伝~」はYouTubeでライブダイジェストが公開されているのでご興味のある方は検索してみて下さいね。
公演の特典で1stコンサート「ロミオ道行」のアンコールで披露された幻の未発表曲「負けるなハイジ」の再録CDが配布されました。
第二部のトークで松本隆さん曰く「負けるなハイジ」は「応援ソングをアーティストに提供するのはものすごく珍しいこと」「コロナ禍を経て元気を失った今の日本だからこそ映える曲」。
デビュー当時のまだ未完成な藤井隆さんの歌唱が今回21年の時を経てものすごくパワーアップ。藤井隆さんの歌唱に合わせて「Lyric Sync Technology」というステージ上に歌詞を投射する演出でさらに松本隆さんの詞の世界を読み解くことが出来ました。
藤井隆 meets 松本隆「ロミオ道行」~再演&外伝~を鑑賞して、時代に関係なく名盤として聞き継がれていくんだと再認識しました。