サザンオールスターズが神奈川・茅ヶ崎公園野球場で、10年ぶりとなる「茅ヶ崎ライブ」を行いました。私は幸運にも4日間の最終日10月1日にチケットが当選! 参戦してきました。
茅ヶ崎は桑田佳祐さんの故郷。ライブは全国の映画館でライブビューイングも行われ、会場と合わせて4日間で27万人を動員したそうです。
待ちに待った当日。乗り換え駅の発車標に『臨時特急えぼし』の表示。えっ? そんな名前の特急あったっけ? 茅ヶ崎行き? 次の瞬間『そうか! えぼし岩』まさかのサザン特急。JRのネーミング、ニクイね。
東海道線が茅ヶ崎に近づくにつれ車内はサザンファンだらけに(いでたちでわかります)。茅ヶ崎駅は歩くのも困難なほどの混み具合でした。駅の発車ベル「希望の轍」を聞いてワクワクが増します。
駅から会場までの道は人の流れに沿って行けば良いので楽々。
海に続く道は優雅な邸宅が多く、花など見ながら鼻歌気分で歩きました。沿道に嬉しい言葉が。
入場時、あまりの人の多さにチケットのアプリが起動せず、人の少ないところまでUターンして表示させるという汗汗事態もありましたが、無事に門を潜れてまずは一安心。
席は当日指定です。私は通路に面した席。やった! これは踊れそう。
サザンといえば夏のイメージ。この日は夏の終わりを惜しむような暑さでした。
マジックアワーの17時「C調言葉にご用心」で幕開けです。もう初めから興奮マックス。通路でステップを踏んで、歌って、拍手して。
潮風が気持ちいい夕暮れ時の切ないバラードに酔い、空が暗くなり光る手首の烏帽子ライトをかざして「東京ビクトリー」で会場の一体感を味わう。
ヒット曲を歌いまくる桑田さんに見惚れ、この幸せな時間がいつまでも続けばいいと何度も思いました。
アンコールで「勝手にシンドバッド」の前奏が流れると会場のボルテージも最高潮。サンバダンサー、サンバホイッスル(ケガニさんのホイッスル大好き)、お神輿の登場。これがラストだ! とみんな顔をくしゃくしゃにして歌い踊ります。
『またやろうね〜、バイバイ』の桑田さんの挨拶で夢のような時間は終わりました。
はぁ〜、興奮冷めやらず。一番好きな「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」も歌ってくれたし、始終立ちっぱなしでも全く疲れを感じませんでした。
年齢を重ねた桑田さんは、色気は失わないまま優しさ、落ち着きが増して若い頃よりずっと好き。『また絶対行くよ〜』