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ごま油をあらゆる「穴」に入れて体の内側からケア。アーユルヴェーダの資格を取りました

かりぃ

かりぃ

東京生まれ。インド育ち。2012年より沖縄在住。既にリタイアした夫と中学生の娘との3人暮らし。おいしいもの・旅・美容・健康に強い関心あり。度々自宅で開く宴会が元気の源。ペンネーム「かりぃ」は沖縄語で「乾杯!」。スーパーフード「モリンガ」商品製造販会社経営、NPO活動、翻訳・ライターなど数足の“わらじ”を履いて奔走中。沖縄発の“おでかけ”お届けします♪

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こんにちは。かりぃです。
昨年、美容&健康情報が大好きな私にとって宝箱のような講座を2つ受講しました。 『アーユルヴェーダ・セルフケア・アドヴァイザー』と『メディカルアロマ・インストラクター』。どちらも最後に資格試験があり、なんとか合格。一生ものの実用的な知恵が詰まった講座は最高に面白かったので、効果アリと実感しているものを一部ご紹介。資格をとったとはいえ、到底教えられるレベルではないので初心者の体験談として聞いてくださいね。

以前、アーユルヴェーダ講演会の記事でもご紹介しましたが、アーユルヴェーダはWHOも認める世界最古の医学で、いわば “幸せ健康長寿のための指南書 ”。自分の体質に合った食べ方、睡眠の取り方、起き方、運動、マッサージ、心の持ち方まで日々の暮らし方を具体的に教えてもらえます。

 

シェアしたいことは山盛りですが、今回は「ごま油」の威力!!
アーユルヴェーダでは、身体のメンテナンスにごま油をフル活用します。「え、ごま油って匂い強くない?」と最初は驚きましたが焙煎されていない白いごま油は無香なんですね。しかもスーパーで売っている食用の「太白胡麻油」でOKなので入手しやすいしお金もそんなにかかりません。

 

ポイントは“キュアリング”と呼ばれる熱処理。
ごま油を鍋に入れ、100度まで熱したら火を止めて冷ましたものをお好みの容器に入れて使います。授業で熱処理した油としない油を左右の手に塗って比べたところ、たったこれだけの処理で肌への浸透具合が格段に違います。酸化もしにくくなるのだそう。

一見ハードル高めに思えますが、お鍋と温度計さえ用意すれば5分もかからない作業。あとは火を止めて冷めるのを待つだけなので気が抜けるほど簡単。2回目からは何の気負いもなくできちゃいます。お鍋はなんでもOK。少し多めに作って用途別にペットボトル、ポンプ式容器、オイルディスペンサーなど容器を変えてキッチン、洗面所、お風呂、リビングなど数カ所に置いています。

アーユルヴェーダでは、このキュアリングした「ごま油」を頭のてっぺんから足の先まで全てのケアに使います。さらに、ごま油をあらゆる「穴」に入れて体の内側からのケアにも。口、鼻穴、耳の穴、膣、肛門…上から下までぜんぶとは驚きでした。

 

講義で習ってから毎日 “ごま油教” のようにせっせと全身にごま油を塗っていますが、効果がわかりやすかったのが「頭、顔、口、膣」の4ヶ所。毎日のことなので簡易マッサージのみですが、充分手応えを感じています。

 

<頭、顔>
●パサついていた髪が落ち着き毛根がしっかりしてきました。
●顔色が明るくなって小ジワが目立ちにくくなってきました。

 

マッサージはざっくりこんな流れで頭、顔、耳、鼻までまとめてケア。
頭頂にごま油を数滴(ゆっくり洗う時間のある時は頭皮全体にたっぷり)垂らして、両手で頭皮全体を大きく動かす。その後、両手の指先で頭全体を軽くたたいたり、髪を根本からギュッと束でつかむようにして毛根に刺激を与えたり。そのままの流れで、顔と耳もマッサージ。耳は指の届く範囲でいいので耳穴にもオイルを。ついでに鼻の内側の粘膜にも指でオイルを塗ると、ウィルス感染防止や脳への良い刺激になるのだそう。本来、鼻はスポイトで2-3滴オイルを入れ、喉を通して口から出すのが良いとされていますが、粘膜に塗るだけでも効果があるそうなのでまずはお手軽な方法から。

私はこのまま髪をひとつにまとめて30分〜1時間ほど掃除やストレッチ、時には仕事をしながら放置した後、お風呂かシャワーで洗い流しますが、時間のない時は放置時間5分でもやらないよりずっと良い状態になります。余裕があればシャワー前にお腹やお尻、胸、肘、膝などケアしたい他の部分もオイルマッサージをしてから洗い流すとお肌がしっとりふんわりしてきます。時間は朝がベストですが、夜でもOK。

 

<口>
●歯茎が締まって、口内がスッキリ!!
●ほうれい線予防にも。

 

20-30mlのオイルを口に含んだまま10分〜15分。唾液や不要なものが口内にたまってオイルが乳化してきたのを感じたらティッシュなどに吐き出し、お湯か水で口をすすぎます。他の作業をしながら口にオイルを入れておけるので15分なんてあっという間。

 

最初はオイルを口に入れるなんて気持ち悪っと思ったのですが、やってみたら口の中全体をオイルクレンジングしているようなもので、歯も歯茎も驚くほどスッキリ、キュキュッとなって気持ちいい!! 今では逆に毎朝これをしないと気持ち悪いほど。歯茎が締まれば歯周病予防になるうえに、ほうれい線予防にも効果的だというから尚嬉しい。是非試してみてください。

オイルの量は高さ8cmほどのミニグラスにこんな感じ。時間が経って口の中がいっぱいになってくるとほっぺが膨らみます。(写真、どれもスッピンで申し訳ないですがご参考まで…)

 

 

<膣>
●弾力が増してきました。
●会陰とお尻の肌もふんわりしてきました。

 

膣と会陰のオイルマッサージをほぼ毎日3ヶ月ほど試したところ、膣内の弾力が増して締まりも良い感じに変化してきました。7年ほど前に子宮筋腫の手術を受けてから一時、膣まわりの筋力が弱くなってしまって、そこから徐々に膣トレやマッサージは心がけてきたので自分の膣環境は常にチェックしてきましたが、ごま油を使ってからの一番の違いは弾力が増したこと。日々のお手入れに身体は必ず応えてくれますね。年だからと諦めて、固くなったり、ゆるくなったりしている場合じゃないです。いくつになっても美と健康のため、伸縮自在でいなくては笑

 

膣&会陰マッサージの具体的な方法はここでは割愛しますがインターネットで「アーユルヴェーダ、オイル、膣ケア」等、検索すればたくさんの情報が出てきます。わかりやすく実践しやすい本もいろいろ出ていますのでご興味ある方は探してみてください。

 

私は口に入れるごま油以外にはすべて、ごま油にアロマオイルをブレンドして使っています。特に女性らしさキープに必須のエストロゲンに関係するオイルは積極的に。今回受講したメディカルアロマの講座では、「クラリセージ」「ゼラニウム」はエストロゲンと同じような作用をする成分が含まれていると学びました。また「イランイラン」もエストロゲンの分泌を高めてホルモンバランスを調整してくれると。私はご縁のあったドテラ社のオイルを使っていますが、自分が安全で質が良いと思う天然100%オイルであればなんでも◎(アロマについても私は素人なので専門的な知識を得たい方は各自ちゃんと調べてくださいね)

 

 

『アーユルヴェーダ・セフルケア・アドヴァイザー講座』を指導してくださったアシュヴィニ・アーユルヴェーダ・スクール主宰の根間洋子先生と修了式にて。授業は対面でもオンラインでも可能だったので私は併用で講義を受けさせていただきました。同期生には東京や離島からのオンライン受講生も何人かいましたが、どちらで受講しても毎回面白くてあっという間。毎週1回2時間、半年間の濃厚な講義なので簡単ではありませんが、一生ものの宝が得られます。沖縄以外からでも、ご興味ある方は是非受講してみてください。

 

始めたばかりのアーユルヴェーダ&アロマの美容健康づくり。引き続きあれこれ試してみるので、また効果が実感できるケア方法があったらご報告します。元気でいましょうね〜!!

 

アシュヴィニ・アーユルヴェーダ・スクール

日本統合医学協会 メディカルアロマ・インストラクター講座

 


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