カナダ出身の歌手マイケル・ブーブレが2月6日、日本武道館にて初の来日公演を行いました。一夜限りのスペシャルなステージに行って来ました。
車のCMに使われているので知らずに聴いている人も多いでしょう。実は私もその一人でした。 CMでとても素敵だと思っていた曲がマイケル・ブーブレの「Feeling Good」だったのです。とても甘いマスクにセクシーな歌声にすっかり魅了されてしまいました。
1975年にカナダのバーナビーで生まれたマイケル・ブーブレ(39歳)は、全世界での累計アルバムセールス4500万枚以上、グラミー賞受賞4回といった輝かしい経歴を持つ世界的スターです。
セリーヌ・ディオンからフィリッパ・ジョルダーノまで手掛ける名プロデューサー、デイビッド・フォスターに見いだされたそうです。
最大2万人を収容するロンドン「O2アリーナ」10公演のツアーチケットがたった2分で売り切れてしまうほど各国で人気の高い歌手です。
今回初来日ということはその記念すべき生の姿を見れる日本人ファンの1人なのだと思うととてもうれしくなりました。 ライブの始まる前の一枚です。この7500人のファンの熱気がきっとお分かりになっていただけると思います。
オープニングの炎の演出の中歌いながら現れたマイケル・ブーブレ、 黒の蝶ネクタイがとても似合って素敵でした。
甘くセクシーな声で情感たっぷりに歌うマイケルは生まれながらスターなのだと思いました。「コンサートは退屈だから今日はパーティだと思って楽しんで」とチャーミングな笑顔でユーモアたっぷりのトークに誰もが彼の魅力の虜になってしまいます。
今回13人のバンドを引き連れ照明・映像・装置どれも素晴らしくて最高のライブでした。このバンドはイケメンばかりとどこに行っても女性に人気らしいです。
スタンダードナンバーから70年代のポピュラーまでの豊富なカバー楽曲もとても素敵でした。ナットキングコールの「Smile」が胸にジーンと来ました。どんな曲も彼らしい世界感が織り込まれ魅力的になります。 これは「イッツタイム」(2006年)というアルバムです。
オリジナルの「Feeling Good」ではマイクを手に持ってカッコ良く決めたポーズはとても印象的でした。この曲はCMだけでなく中谷美紀主演の映画「嫌われ松子の一生」の挿入歌にもなっています。 「It’s a Beautiful Day」(これもとっても楽しいポップな曲です。)
「Everything」といったオリジナル楽曲も世界中で愛されているそうです。 それにしても2時間以上ほとんど休みなく歌いしゃべり続けて疲れは全く感じられなかったのです。
最後はレオン・ラッセルの「A Song for You」をマイクなしで、あの広い武道館の隅々まで響くように歌い上げました。本当にすごいエンターテイナーなのだと感動しました。
ツイッターでも絶賛されていました。その後テレビ‘スッキリ’にも登場しているのを見てとても暖かく親しみやすいキュラクターにますますファンになりました。
毎日アルバムを聞くのがマイブーム・・・甘い歌声に癒されています。 またの来日が楽しみです。
◆マイケル・ブーブレ
http://wmg.jp/artist/michaelbuble/