夫と大阪1泊旅行の帰りに琵琶湖ドライブをしてまいりました。
まだ風の冷たい3月半ば。北陸方面に見える雄大な雪景色が素敵です。 生まれて初めて訪れた琵琶湖。関東人としては富士五湖とつい比較してしまうのですが、それらと比べ圧倒的に規模が大きく、観光地というより人々が暮らす場所なのだなぁという印象です。
大阪から東京まで約500kmロングドライブの途中なので、寄り道は眺めの良いパワースポットに絞りました。
まずは琵琶湖の南側にある海門山満月寺。 湖に伸びる橋の上に建てられた堅田の浮御堂(かたたのうきみどう)が目当てです。
橋を渡った先にあるお堂へは靴を脱いで上がり、湖に向かって置かれた一千体の阿弥陀仏の一部が拝観できました。(拝観料:300円)
周囲にも歴史を感じる建造物があったり、立派な松の木があったりとタイムスリップした気分を味わえます。 室町時代に選定された近江八景のひとつで国指定の文化財だそう。
次に向かったのは、湖に浮かぶ鳥居が有名な白髭神社。 西側ルートを20分ほど北上したところにありました。
車窓からもよく見える鳥居ですが、車道を渡って階段を降りるとさらに絶景が待っています。
曇り空の下でも十分透き通った湖水。晴れた日には、さぞかし美しい光景なのでしょう。 「近江の厳島」と称されているのが納得できます。
全国にある白髭神社の総本宮だそうで、国の重要文化財である本殿の他、裏の丘には紫式部の歌碑などもありました。
さて、心をこめてお参りをした後は、美味しいものを求めて移動です。 湖の南側へ戻り、琵琶湖大橋のふもとにある道の駅びわ湖大橋米プラザへ。
近江米や滋賀県で獲れた新鮮な野菜、地元の名物などを物色。 近江牛を使ったメニューのレストランもありますが、2階のテラスでお弁当を広げるのも良いかも。
琵琶湖大橋と湖を眺めながら、のんびりできるスポットですね。 周辺を散歩している家族連れもいて、ゆったりとした時が流れていました。
お土産に、そして自分用にと買ったものがこちら。
東京では中々手に入らない聖護院大根(写真左上)。甘みが強く、荷崩れしにくいのが特徴です。浅漬けに、煮物にして美味しくいただきました。 オーガニックの菜種油(写真右上)。癖がなく美味しいので、料理にもドレッシングにも大活躍です。 とうふこんにゃく(写真右下)。近江八幡といえば「赤こんにゃく」が有名なのですが、豆腐とこんにゃくで作られたこの商品に一目惚れ。薄くスライスして刺身のような感覚で食べたら期待通り!でした。 写真左下、大阪土産の定番551蓬莱の肉まんは宿泊先近くのデパ地下で購入。東京でも手軽に買えればいいのになぁと思うのでした。
■浮御堂(満月寺) 滋賀県大津市堅田1-16-18 拝観時間 8:00~17:00
■白髭神社 http://shirahigejinja.com/
■道の駅びわ湖大橋米プラザ http://www.biwa.ne.jp/~douro-co/kome/