地元の情報は間違いなし!
今回の名古屋めし旅は、観光ガイドに頼るのではなく、名古屋に長く住んでいた友人から教えてもらったおすすめの名店を中心に訪ねました。おいしさ間違いなし!!
なごやめし旅、第一店目は、やっぱりひつまぶし。
『しら河』さんに行ってきました。こちら、名古屋駅近くにもありますが、せっかくなら本場を知りたいと、今回はあえて浄心の本店へ。店構えからして風格が漂い、のれんをくぐる前から心が高鳴ります。

運ばれてきた桶には、香ばしく焼き上げられた鰻がたっぷり。

名古屋のひつまぶしは三膳に分けて楽しむのが定番です。

一膳目はシンプルに鰻とご飯をそのまま。香ばしさとタレの旨味をダイレクトに堪能。

二膳目はねぎ、わさび、海苔を添えて。爽やかな香りが加わり、味わいがぐっと引き締まります。
三膳目はつんと気高く香る出汁を注ぎ、さらさらといただくお茶漬け。鰻の旨味と出汁の香りが重なり、格別の一杯。
私は別の薬味をオプションで付けたので、四膳目として大葉、奈良漬、あられを添えた茶漬けも楽しみました。ひとつの器で何度も新しい表情に出会える贅沢さに感激。

しかも出汁はおかわり自由。最後のひと匙まで飽きることなく楽しめ、気づけば桶はすっかり空っぽに。
続いて向かったのは…
元祖手羽先で知られる風来坊。名古屋駅からも近く、夜の街歩きにぴったりです。

揚げたての手羽先は、皮はパリッと香ばしく、甘辛いタレにピリッと効いたスパイスが絶妙。しかもそのスパイスの配合は複雑で奥深く、噛むほどに味わいが広がります。だからこそ何本食べても飽きが来ない。ビールやハイボールとの相性も抜群で、手もグラスも止まりません。


さらにユニークなのが「手羽先の食べ方指南」。骨をスッと抜いてきれいに食べられる方法が図解されていて、初心者でも安心です。実際に挑戦してみると意外にうまくできて、ちょっとした達成感も味わえました。
こうして一日目の夜は、名古屋らしい二大名物を満喫。旅はまだ始まったばかりです。

東京都 主宰する薬膳教室では世界の料理に薬膳のエッセンスを乗せ、楽しく美味しく体と心を調えていく薬膳料理をお伝えしています。毎日毎時毎分?食べ物のことを考え、趣味、特技も食べること!お料理、雰囲気に郷土の香りがほんわりと宿る温かいお店を探し、都内をグルグルグル・・・・・・。体と心が喜ぶ食にまつわる”おでかけ”を紹介します。


