「コーラスライン」に寄せて
遥か昔、高校卒業から大学入学の間の春休みに、劇団四季の「コーラスライン」を観た。
中学、高校と演劇部だった流れで大学は演劇科に進んだのですが、将来の夢はまだボヤ〜ッとしていた。
四季の舞台は初めて。市村正親さん、前田美波里さん,久野綾希子さんなど錚々たるメンバーが目の前で歌い、踊っている。それだけでも感激なのだが、歌やダンスのレベルの高さにも圧倒された。
“もし夢が破れても、全てを捨てて生きた日々に悔いはない”という内容の曲を聴いて、もやもやしていた自分の道が開けた気がした。
ミュージカル「コーラスライン」は、1975年にブロードウェイで初演されて以来、世界中で絶大な支持を受けて来た作品。無名のダンサー達が新作ミュージカルのバックダンサー(コーラスライン)を勝ち取るためにオーディションに挑むストーリー。演出家ザックはそれぞれのダンサーの抱える葛藤や夢、過去を語らせながらオーディションを進めていく。歌もダンスも最高にカッコよく、これ以上のミュージカルを私は知らない。
それがこの秋、アダム・クーパーを引っ提げて日本にやってくる、と聞けば観に行かない理由がない。
夢にまで見た本物のアダム・クーパー!
アダム・クーパーは元英国ロイヤル・バレエ団のダンサー。映画「リトル・ダンサー」でたったワンシーンしか出ていないのに爆発的に人気が出た。私も彼のオーラとダンスに虜になった一人。
友人と申し合わせてチケットを取り、当日を楽しみに楽しみに。
そしてやって来ました、池袋。イケブクロでフクロウ?

会場は2019年にできた東京建物ブリリアホール。

客席に座って幕が開くまでの時間はいつも気持ちが高揚する。
そして、オープニング。
アダム・クーパーだ! 夢にまで見た本物のアダム・クーパー。
私はダンサー達より彼に釘付けの2時間だった笑
欲を言えば彼のソロダンスがもう少し観たかったが、うん! もう1度観に行こう。今度は落ち着いて全体を観ようっと。夢のような時間を本当にありがとう。

感化されて、カラオケボックスで「コーラスライン」の“愛した日々に悔いはない”を歌う私笑。ハミングなら劇中歌全曲歌えます。


神奈川県 エステサロン経営とフィットネスインストラクターをしています。仕事は大好き。でもプライベートも充実させたい。花や景色を見に行ったり気の合う友人と語り合ったり素敵なお店に行ったり。 趣味はバレエとカラオケです。歌好きが高じてボーカルスクールにも通い始めました。愛猫との気ままな一人暮らしを満喫中。女史組ブログはおでかけを中心に日常の暮らしについても発信していきたいと思っています。


