人気の観光地「京都」には、世界に誇る美食が数多く存在します。今夏訪ねたふたつのお店をご紹介。
まず初日のディナーは話題の「京中華」
京都って実は中華も美味しいんです。最高峰！とフーディーな方達の間で話題＆大人気の広東料理の名店「仁修楼」へ。翌日は、築180年の京町家を再生し暖簾を掲げた素晴らしき和の極み「日本料理よこい」へお伺いしました。
今回「仁修樓」を訪ねるのは2回目。
ライブ感を楽しめるオープンキッチン。コースはおまかせで。圧巻の前菜盛り合わせからスタート。食材本来の旨みを引き出すために味付けは化学調味料を使わずに最小限に。丁寧且つ多彩な構成に終始驚きの連続でした。
こちらは、フカヒレ。
器の美しさにも釘付けでした。
上岡シェフ自らが空間デザインも設計し、器もアンティークの景徳鎮から、こだわりがつまったオリジナルのものまで素晴らしいラインナップ。
最後はダック。
ダックのお立ち台もシェフオリジナルだそう。全てに美意識が行き届いた上質空間で、さながら美術館にいるかのようでした。お土産で、お店でいただいた絶品のXO醬やナッツも分けていただけます。こちらもはずせません。
北大路の静かな住宅街の中にあるのに、予約困難なのもなるほど納得。遠くから訪れる価値のある素晴らしいお店でした。
翌日お伺いしたのは「よこい」
京都・五条烏丸の路地にひっそりと佇む風情ある外観の日本料理店。
店主の横井裕史氏は名店「高台寺和久傳」で12年、その後「木山」「ニ条やま岸」を経て独立された実力派。昼、夜ともに営業。私達は昼ランチタイムに訪問。旬の食材を自在に組み合わせた「おまかせコース」をいただきました。
名栗の床や大正ガラスが迎える店内。
靴を脱ぐ瞬間から非日常へと私たちをいざなってくれる上質な和空間がそこにありました。
名残の鱧、松茸も。
たまたまその日は、大将のお誕生日とううことでご常連のお客様達が沢山いらしていました。初訪問の私達もその輪に加えていただき、カウンターの皆様で終始和やかに楽しくお食事をさせていただきました。和久傳仕込みの技と、大将の独自の感性が融合した特別なひととき。
最後は店主自らがたてるお抹茶も。
広東料理と日本料理。
この二つの名店が織りなす「京都の美食体験」は、旅の記憶をより鮮やかに彩ってくれます。こんな京都グルメ旅、あなたも体験してみませんか？
東京都 社会人の娘は独立。オフの日は海の見える住まいでスローライフの2拠点生活を満喫中。旅が好き。グルメ情報、大人のおでかけスポット、おしゃれ、美容、健康など自分の「好き」を大切に、おうちで簡単に楽しめる薬膳ごはんまで、日々興味を持ったことをお届けします。OurAgeと共に自分を磨き、素敵に歳を重ねていきたいと思っています。
