シンガポールのセレブが魅了されるチキンライス 「威南記」が日本初出店のプレオープンに伺いました。
アジア一の美食大国と知られるシンガポールは、地理的にインド、マレーシア、華僑の文化の影響を受け、独自の料理が発展してきました。中国海南州からの移民によって伝えられたチキンライスは、今や代表的なシンガポールの名物料理。専門店や屋台で手軽に食べられる日常食です。
シンガポール政府が国賓をもてなす時に供されるチキンライスの名店、「威南記海南鶏飯 ウィナムキーハイファンチキンライス」が日本初出店するときき、プレオープンに伺いました。
東京・田町から程近いオフィスビルの中で、オアシスのように緑があふれている「威南記」。この看板の後ろにはテラス席が広がっています。
冷房の効いた屋内もよいのですが、シンガポールの街中にいるような感覚に浸れるのは、だんぜんテラス席。
この日はビュッフェ形式だったので、少しずつとりわけてガゼボでいただきました。
こちらが、政府高官やセレブリティーに愛されている有名な「チキンライス」。
1989年の創業時から変わらないスチーム、ロースト2種類のチキンライス。鶏肉は弾力がありつつ、すっと箸が通る仕上がり。香菜とも相性のよいコクのあるダークソイソース、チリソースとおろし生姜をあわせていただくと、身の甘みが引き立ちます。
淡い香りのジャスミンライス、滋味深い味わいのスープの3皿からなるチキンライスは、全体的に上品な味付けが特徴的です。顧客からの要望で、フィッシュヘッドカリー、有頭海老の黄金炒めなどシンガポール名物料理がメニューに並ぶようになりました。
仕事や家事の合間に異国情緒を感じながら、美味しい料理に舌鼓、手軽にシンガポールに旅行した気分になれる「威南記海南鶏飯 ウィナムキーハイファンチキンライス」。大人が楽しめるレストランとして、お勧めです。
◆「威南記海南鶏飯 ウィナムキーハイファンチキンライス」