イタリアから一時帰国中の姪っ子を連れて湘南ドライブに行ってまいりました。 日本ならではのものが見たいというので鎌倉の大仏、そして夫と私は湘南の新グルメが目的です。
この日はかんかん照りの真夏日だったにも関わらず、鎌倉大仏殿高徳院(拝観料 一般200円)は外国人観光客でいっぱい。 今から約520年程前に大地震による津波で流されたといわれる大仏殿。そのため露座となった鎌倉大仏様は、周囲の木々と合わさって季節感がありますね。 13メートル超の大仏像を初めて見た姪っ子は暑さに文句も言わず、見入っておりました。
せっかくなので大仏様の胎内(向かって右側)へ入ってみました。 実は夫も私も、ここから先は初めての体験。袂にある小屋で拝観料20円を払い、“中には何があるのだろう?”とワクワクドキドキ。
入口は思った以上に狭いので、1人ずつゆっくり前に進みます。照明などないので、中の暗さに目が慣れるのに時間がかかりました。 そして鎌倉大仏様の胎内は・・一見何てことのない(でもよく見ると歴史の重みを感じる)上に伸びる空間と、とてつもない暑さ。まるで岩盤浴のようにジワジワ汗が噴き出してきます。
中に入って大仏様の頭のほうを見上げると、こんな景色。 螺髪(らはつ)といわれる丸まった髪型は下から見ても巻貝のようですね。 様々なパーツをつなぎ合わせて作られたということがよくわかります。高度な鋳造法が用いられているとのこと。
大仏様の背中にある窓ですが、鋳造中に使用した土を最後に掻き出すため、そして完成後は中の空気を換気するためのものだそうです。
次はオープン当初(2015年3月)から気になっていたランチスポットへ。
七里ヶ浜の「Pacific DRIVE-IN」。 134号線沿いの七里ヶ浜海岸駐車場にあるドライブインカフェで、“ハワイのローカルが朝食を食べているドライブイン”がコンセプトだそう。
海が目の前という立地バツグンのこちら、以前はファストフードの店でした。 私が最も波乗りにハマっていた時代はバーガーキングで、駐車場に車を停めつつ海上がりにハンバーガーをかじるという休日を過ごした懐かしい場所。 それがお洒落な店に生まれ変わったということで注目していたのです。
ガーリックシュリンププレート(1250円) ハワイのローカルフードとして有名なメニューですね。期待通りの美味しさでした。 海老を殻ごとバリバリ食べるのが好きな私としては、殻がもう少し柔らかいと尚良かったです(笑) ご飯が大盛りで満腹になりますよ。
海や江ノ島を眺めながらのテラス席も気持ち良さそう。 この辺りで食事をしているとトンビに襲われる危険がありますが(前にアメリカンドッグを取られそうになったことがあり、それ以来トラウマ)、店のテリトリーは大丈夫なようでした。
大人の女性が海へドライブに行くなら、真夏を外したほうが良い(暑さや混雑度等)と実感した今回。 もう少し涼しくなった頃がお勧めの湘南スポットでした。
■鎌倉大仏殿高徳院
■Pacific DRIVE-IN