20代は、夜遊びというと六本木にお出かけしていた女子も多かったのではありませんか。六本木は若者の街というイメージがありましたが、12年前に六本木ヒルズ、7年前にミッドタウン東京ができて、昼間の楽しみも充実し、大人がのんびり楽しめるスポットもたくさんできました。 ピラミデビルに、静岡県伊東市から直送される伊豆地魚をメインにした、「くずし会席」のお店がオープンしたときいたので、けやき坂と六本木ヒルズを散歩がてら、伺うことにしました。
まずは、新車が展示されているけやき坂の「MINI Roppongi ショールーム」 で、特別仕様の「ミニクーパー 5ドア」を見学。ミニはコンパクトでかわいいのですが、レース仕様があるなど、とても興味がある車です。
けやき坂から六本木ヒルズアリーナ脇をぬけて、六本木ヒルズ内の毛利公園で開催されている「水上プレミアムビアガーデン」へ。都会の真ん中で木漏れ日を眺めながらビールを飲むのは、なかなか気持ちのよいものです。
そしてお目当ての「くずし会席」のお店、「紺碧の海」へ。 静岡県伊東市の漁業組合と協業して、毎日漁師さんから伊豆地魚が直送されているそうです。
前菜、お造り、焼き物、煮物、揚げ物、蒸し物15品が、一口サイズで一皿に盛られた「くずし会席」。
少しずつ色々な美味しいものを食べたい「大人のわがまま」を叶えてくれる一皿ですね。 この日は、金目鯛、黒むつ、イナダ、長尾鯛、いさき、鯵などのお造りやしったかの煮物、石川小芋の燻製などを、静岡の地酒「日本刀」とあわせました。やはり地の食材には地の酒ですね(笑)
お造りに添えられたツマも伊東から届いた新鮮なもの。 炭火で炙った焼き海苔で、手巻きにして食べるのが特長です。
お造りを食べ終えるころに、お店の方にお願いして炙っていただきます。
「くずし会席」は、コースに組み込まれていますが、単品でもお刺身盛り合わせや烏賊メンチ、漁師風海鮮飯など、年間100種類ほど伊東漁港に水揚げされる静岡地魚のお料理が楽しめます。静岡の魚場は、日本で2番目に高低差があるので、浅瀬の魚から深海魚まで美味しい魚の宝庫だそうです。この日のお魚を見せていただきましたが、どれも新鮮で立派ないでたちでした。
もと国語の教師の松本店長。彼の書が入口に飾ってあります。 お料理やお酒の説明も、わかりやすかったです。
カウンターで軽くお酒と食事を楽しむこともできるので、季節がかわるころに又伺いたいと思います。
大人が楽しめる街になった六本木。ゆっくり散歩をしていると、思いがけないところにお店をみつけたり、意外かもしれませんが、六本木ヒルズとミッドタウン東京はグリーンも多くてリフレッシュできますよ。
◆紺碧の海