年を重ねるにつれて、一年過ぎるのがやたら早いですね。それは、5歳の一年は自分の人生の5分の1だけど、50歳では、50分の1だからだそうです。
こんなふうにして、今年もあっというまにクリスマスです。
街中がイルミネーションで彩られ、クリスマスソングがあちこちから聞こえてきました。今年もいろいろクリスマスリサーチしてきましたのでご紹介します。
こちらは大阪府にあります茨木春日丘教会です。安藤忠雄さんの建築が好きであちこち訪問していますが、通称、「光の教会」はずっと前からいきたかったところです。
安藤さんお得意の打ちっ放しのコンクリートの建物ですが、聖堂にはいると、光によって作られた十字架をみることができます。
十字にきられた壁のガラスの隙間からやわらかい冬の光が、優しくそそいでいました。
自然と敬虔な気持ちになってきます。
こちらの教会は、住宅街にあり、美術館でも公共の施設でもありませんので、決められた見学日以外ははいることができません。※付近の皆さまにご迷惑のかからないようにご注意ください。
実は大阪にきた第一の目的は、EXILEのライブだったのですが、ちょうどクリスマス時期でもあったので、ライブ後に、梅田で開かれていたクリスマスマーケットに行ってきました。
梅田スカイビルのところにメリーゴーランドがありました。ドイツから運んできた、稀少な115年以上たっている木製のアンティークだそうです。
昨年ドイツで飲んだグリューワインもありました。寒さはあまりきつくなかったせいか、けっこうほろほろに酔ってしまいました。クリスマスグッズやドイツの工芸品などを売るヒュッテ（小屋）もたくさんあってお買い物もできます。手頃に楽しめるクリスマスマーケットなので、是非、お立ち寄りくださいませ。
こちらは、11月に所用で訪れた六本木ヒルズのイルミネーションです。
カップルだらけのなか、一人でうろうろとしていました。でも、光の渦に圧倒されます。とってもきれいで、ひとり悦にいっておりました。
最後にクリスマスのようなロマンチックな気分を〜。
所用の前にいってきたのは弥生美術館です。なんとそこでは『陸奥A子×少女ふろく展 〜DOKIDOKI「りぼん」おとめチック❤️ワールド！』がひらかれていたのです。「なかよし」派と「りぼん」派がいるなら、私は断然、集英社のりぼん派でした。なかでも陸奥A子さんが大好きで、ほんわかに繰り広げられるストーリーとアイビールックの登場人物たちの世界にあこがれてました。長身でメガネのちょっとおっちょこちょいの彼もツボでした。
地下鉄根津駅を降りて、東京大学のキャンパス近くにある美術館にむかう私の前を、歩くのは多分、かつてりぼん少女だったらしき女子二人組。
館内にはいると、りぼん女子でいっぱいでした。
当時の付録も展示されていて、あー、このミニバッグを、持ってた〜！このノート使ってた〜とか、一人でボソボソつぶやきながら十二分に楽しんできました。
純真無垢だった少女の頃にタイムトリップできました。
『たとえば私のクリスマス』
『たそがれ時に見つけたの』
などなど、タイトルからしてロマンチックです。乙女チックの定番、陸奥A子さんづくしでした。
併設の竹久夢二美術館も大正ロマンあふれる展示が、されていましたよ。
みなさまにとって、素敵なクリスマスでありますように〜！
茨木春日丘教会
http://www.ibaraki-kasugaoka-church.jp/index.html
ドイツ・クリスマスマーケット大阪2015
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弥生美術館・竹久夢二美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
