暦の上では春を迎えましたが、まだまだお寒さも厳しい日々。
女史の皆様、どうぞお健やかにお過ごしください。
毎年のことですが、お正月から春先にかけては、いつも以上に和物が気になります。
今回、和を満喫しに訪れたのは、浅草。
【まるごとにっぽん】
昨年12月17日、浅草六区に登場した新しい浅草のスポットです。
「浅草六区に賑わいを取り戻したい」
「地方創生の足掛かりとなる施設にしたい」
そんな思いから誕生した【まるごとにっぽん】
思いの詰まった場所には、たくさんのお客様が訪れていました。
「皆、頑張っているよね」
「いろいろあって楽しい」
そんなお声が耳に入ってきました。
見どころたくさんなのですが、私は昨年訪れた別府温泉が懐かしくて、まずはこの
ブースを訪れてみました。
<おおいた 温泉座>
2階・和楽(くらしの道具街)にあります。
こちらのおすすめは、何といっても足湯体験ができることです。
幸運なことに、待つことなくお試しすることができました。
もちろん素足で試すのがいちばんなのですが、こちらでは、タイツやストッキングの
方も体験することができます!
「足湯ビニールソックス」と呼ばれるブーツの様に長いビニール袋が用意されていま
す。
寒がりの私はタイツを履いていたので、ビニールソックスを着用して体験してみまし
た。
「昨年、別府温泉に行ったんですよ!」
「どのくらい入るのが宜しいですか?」
スタッフの方とお話をしていると、5分も経たないうちに体がぽっかぽか。
着ていたコートは脱いでしまいました。
自宅でも楽しめる「薬用 入浴剤」を購入。
寒い日には、緑のお湯を自宅で楽しんでいます。
血行もよくなり、足元軽やか。
2階のお店を散策します。
盛り塩のための器や漢方煎茶など、
<暮らし>をより楽しめる様々なグッズのお取り扱いがあります。
じっくり見ていると、時間を忘れてしまいそうです。
後の予定がありましたので、1階に降りることにしました。
楽市(にっぽん食市場)
おかずになるものから飲み物、デザートまで様々。
大好きなドライフルーツやパンもありました。
どのブースも賑わっています。
入口近くにある「蔵」
おいしいものが所狭しとた~くさん並んでいます。
知っている商品もあるけれど、初めましての商品がたくさんあり、
どの子を選ぶか大いに悩みます。
もっとじっくり見て、たくさんお買い物をしたかったのですが、
ここでタイムオーバー。
続きは、次回の楽しみとすることにしました。
「まるごとにっぽん」は、
日本のもの・こと・風土がぎっしり詰まっています。
ロゴマークは、赤い丸い蓋を開けると、そんなまるごとが象徴化されたもの。
格子柄は、「つながり、広がり、結びつき」
を表現しています。
3階の体験広場や4階のお食事処も魅力的。
新しい魅力を探しに再び訪れる日が今から楽しみです。
さて、1月はいろいろなところで歌舞伎が上演されていますが、
今年の私の歌舞伎鑑賞のスタートは、浅草です。
お後の予定は…歌舞伎でした。
尾上松也さんを座頭に坂東巳之助さんや中村隼人くんなどメイン出演者7人がすべて
20代。
これからが楽しみな若手の舞台「花形歌舞伎」です。
演目上演の前に、お年玉(年始のご挨拶)。
訪れた日は、松也さんがご担当でした。
笑いをとりながらの今風のご挨拶。
役者さんとお客様の役を演じ分け、
拍手のタイミングについて、レクチャーしてくださいました。
「歌舞伎は敷居が高いと言われますが、もっと身近に感じてほしい」
と仰っていました。
若手役者さんの活躍は、嬉しいことです。
そして、伝統が継承されていくことは、もっと嬉しいことです。
インバウンドのお客様に大人気の浅草ですが、
訪れるたびに新しい魅力を発見できる、和の似合う街です。
まるごとにっぽん
新春浅草歌舞伎
※公演は終了しています