清明。桜の美しい季節を迎えました。
歌舞伎座・地下の木挽町広場もすっかり春の装いです。
3月・4月の歌舞伎座は、「鳳凰祭」
歌舞伎座のシンボルマークといえば、鳳凰。
かつて、超素人時代の私 は「歌舞伎座のマークが好きです」と言っていましたが
現在 では「歌舞伎座の座紋が好きです」と言えるようになりました。
足を運ぶ度に少しずつ知識が増えてゆくのも、 歌舞伎の楽しみのひとつです。
皆様もご存じの通り、この4月、 第5期・歌舞伎座は、開場1周年を迎えるそうです。
今年は、松竹の歌舞伎座経営100周年とのこと。
「鳳凰祭」は、 3月・4月歌舞伎座の座紋「鳳凰丸」にちなんだ記念興行。
昼夜ともに、どの演目も豪華で充実の内容です。
3月公演の
玉三郎さんと七之助さんの舞は、本当に美しかったです。
観客全員が ♪うっとり♪ のお時間でした。
吉右衛門さんが昼の部では、珍しく奥方役。
お茶目な感じに、吉右衛門さんの新しい魅力を発見しました。
吉右衛門さんは、夜の部では豪快で素晴らしい弁慶役を
演じてらっしゃいました。
ベテランの芸の幅の広さは、流石でございます。
歌舞伎座では、随所で「鳳凰丸」に会えました。
扉には、たくさんの鳳凰丸
こんなところにも、鳳凰丸!
伝統は、着実に先輩から若手へと受け継がれています。
お客様の支えによって、良い芸も磨かれていくのですね。
歌舞伎おでかけ情報は、随時またお伝えしますね。
<歌舞伎座>