京都・わたしの好きな桜の名所
こんにちは、寺社部長の吉田さらさです。
全国各地のお寺と神社を旅して、
お役立ち情報をお伝えしています。
今回は、数ある京都の桜の名所の中から、
わたしが特に好きなスポットをよりすぐりでご案内します。
東京では、桜と言えばソメイヨシノが中心ですが、
京都では桜の種類が多く、咲く時期はそれぞれ違います。
また、南から北へ、平地から山へと、案外エリアが広く、
寒暖の差が大きいため、地域によって見ごろの時期がずれるのも特徴です。
ある場所ではもう散っていても、他の場所に行けばまだ楽しめることもあるので、開花情報をしっかり調べてお出かけください
お勧めその1
醍醐(だいご)寺
豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行ったことで有名。桜は枝垂れ系の種類が多く、重なり合って咲く様子が見事。比較的早く、例年、3月末から見ごろが始まります。わたしは、こちらの桜が京都で一番好き。うまく満開日に当たれば、この世のものとは思えない麗しい光景を堪能できます。
醍醐寺ホームページ
開花情報も見られます。
お勧めその2
前川堤(まえかわつつみ)の桜並木
宇治の西隣の久御山(くみやま)町というところにあります。
京都の自然200選に選ばれていますが、
京都市内から離れているため観光客は少なく、
地元の人々が、のんびりとお花見を楽しむ穴場です。
桜と菜の花のコラボレーションも素敵です。
お勧めその3
平野神社
60種400本もの桜がある、京都市内有数の名所。
3月中旬から咲き始め、多種多様な桜の競演を一カ月以上も楽しめます。
平野神社ホームページ
境内では「桜茶屋」も営業し、一杯頂きながら夜桜見物もできます。
http://hisagohiranojinjya.web.fc2.com/
お勧めスポットはまだまだあります。次のページへ!
お勧めその4
西陣の街で見つける桜
桜の全盛期は、観光客は有名な寺社やスポットに足を向けるので、
西陣のような日常の街は、案外、人が少ない穴場となります。
ぶらぶら歩きながら、お気に入りの木を探すのもいいですね。
わたしが好きなのは、この雨宝院(うほういん)。
境内はそれほど広くありませんが、素敵な八重桜の木があります。
詳細情報
https://kyoto-design.jp/spot/3007
珍しい緑色の桜「御衣黄(ぎょいこう)」も西陣のあちこちで見られます。
この木は、上京区民の誇りの木に選定されている、嘉楽(からく)中学校の御衣黄桜です。
詳細情報
http://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000012522.html
お勧めその6
平安神宮の紅枝垂れ(べにしだれ)
こちらの桜は、他の桜が一段落してから満開を迎えます。
神苑は小川治兵衛の手になる名園で、池を彩る紅枝垂れが華麗です。
平安神宮のホームページ
毎年、ライトアップと音楽を楽しめる紅しだれコンサートもあります。
お勧めその5
仁和寺(にんなじ)の御室桜(おむろざくら)
京都市内で最後に満開を迎えることで有名。
こちらの桜は木の丈が低いのが特徴で、お多福桜とも呼ばれます。
お多福(おかめさん)は、鼻が低いので、花が低い桜に例えられるのです。
「あなたもわたしも御室の桜 鼻(花)は低いが人はいい」というわけですね。
吉田さらさ
公式サイト
http://home.c01.itscom.net/sarasa/
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