金沢美術工芸大学の学長の久世健二さんが
昨年度末で退官されたのですが、
その作品展が
西田幾多郎記念哲学館でありましたので
ちょっと、のぞいてきました。
西田幾多郎さんは石川が生んだ著名な哲学者です。
その西田さんにちなんだ記念館ですが、
設計はかの有名な安藤忠雄さんです。
内部は、作品があって写真は撮りませんでしたが
静かで落ち着いた場所でした。
打ちっぱなしのコンクリートの壁とやわらかな外光が
絶妙な空間をつくっていました。
久世先生の彫刻作品ともマッチしていて
「人のカタチ 土のカタチ」
そして
建物のカタチ
街のカタチ
ジブンのカタチ・・・
そんなことに想いをはせる時間を
もらってきました。
訪問した日は、雨模様で
ゆっくり外を見回れなかったのですが、
広々としていてゆっくりと思索にふけることも
必要かもしれませんね。
さてさて、
金沢の桜も綺麗です。
ちょっと足をのばしていってきました。
仕事がえりの夕方だったので
薄暗くなってますが、
小さなお花見でした。
毎年
桜の季節になると思い出す和歌
『願わくは花のもとにて春死なむ
その如月の望月のころ』
(西行法師)
桜を眺めてると
あらためて人生を考えたくなりますよね。
なんだか・・・
ちなみに、写真のわんこは
うちの柴犬、龍ちゃんです。
名前とは大違いの気の弱い7歳のまだまだ
やんちゃな男の子です。
雨の日も風の日も雪の日も
朝晩の散歩は欠かせません。
西田幾多郎哲学館
http://www.nishidatetsugakukan.org/