『軽井沢』といえば、避暑地として有名ですが、五月晴れのさわやかな季節に行ってきました。
毎年恒例、女史4人組温泉旅を、今回は北陸新幹線を利用して軽井沢へ。
ホテルに荷物を預け、まずは、旧軽井沢へ。
タクシーの運転手さんにおすすめの蕎麦屋さんをお聞きすると、スマホで検索した通りの、『川上庵』さんのお名前があがりました。定番中の定番かもしれませんが、まずは、川上庵さんへ。
お昼前にもかかわらず、少し行列になってました。とっても良いお天気の日だったので、日傘は役にたちましたが、風が爽やかです。
のれんは、蕎麦屋さんらしいですが、外観は、おしゃれなレストラン。
スタッフも、ギャルソンのような出で立ちです。
テーブルに、運ばれてきた天ぷらそばは、ボリューム満点でした。
お食事後、旧軽井沢の通りを、ぶらぶらと歩きます。
ジャムを買ったり、ナッツを買ったりしていると、なんと中程に、輪島塗(石川県の名産品です)のお店がありました。軽井沢で輪島塗にあえるなんておもってもみなかったので、新鮮でした。
旧軽井沢の通りを一本まがって木立ちの中を歩きます。
目指すは、老舗ホテル中の老舗。万平ホテルです。
うわさどおり、歴史を感じさせる重厚な建物にシックで、落ち着いた内装。こちらで、長逗留できると幸せでしょうね。
故ジョン・レノンが宿泊したことでも有名なホテルです。
中には資料館もありました。数々のゆかりの品が飾ってありました。
カフェテラスで、伝統のアップルパイとロイヤルミルクティーをいただきます。
紅茶の香りとパイの甘みが、林の中、歩き疲れた体をほぐしてくれます。けっこう歩いたにもかかわらず、汗だくにはならず、じめじめしてないです。
ウエイターさんとの会話で、お聞きしたことは、『軽井沢は、標高が高いので、日中の日差しはキツイけれど、朝晩は冷え込むので、暖房を使わないのは、8月の一週間ぐらいです』とのこと。
そういえば、旧軽で入ったお店の中にストーブが置いてあって、夜用なのかなと思ってましたが、ほとんど一年中使うなんて知りませんでした。
一息いれたあと、またのんびりと木立ちを散歩しながら、軽井沢駅方面のホテルに向かいます。
途中に美術館をみつけたので、ふらりとはいってみました。軽井沢ニューアートミュージアムです。
入場無料のスペースに、なんと、草間彌生さんの作品が展示してありました。タイトルは『真夜中に咲く花』
瀬戸内の直島で観て以来の草間作品でした。
村上隆さんや、千住博さんの作品もありました。意外なところで、目を楽しませてもらいました。
宿泊先は、ホテルサイプレス軽井沢。
ホテルながら、4人で一部屋利用できて広々とゆったりとすごせました。
夕食は一階のレストラン「ラ ターブル」でした。明るさの残る時間から始まった夕食が、大きな窓越しに次第に夕闇が広がっていく光景は、ワインとともにお食事を楽しませてくれました。
大浴場には高濃度炭酸泉もあり、血のめぐりもよくなり、お肌もしっとり、疲れもさっぱり。ロビーではミニコンサートも開かれてました。
お風呂あがりには、軽井沢地ビールの飲み比べをして、話に花を咲かせて夜は更けていくのでした。
ホテルサイプレス軽井沢