金沢での飲み屋さん街というと
昔から、片町(かたまち)が有名です。
地方都市にしては、けっこう夜遅くまで人の流れがあります。北陸新幹線が開通して、金沢駅界隈もにぎわってきましたが、まだまだ片町にはかなわないかもしれません。
夏の夜の定番。花火大会の日にその片町のジャズ&バーで花火&ジャズの夕べを楽しんできました。
写真は、ビルの7階にあるジャズ&バー REVERSIDEのテラスからの夕焼けです。犀川下流のほとりから、打ち上げられる花火がどのあたりか、どのくらいの大きさで見られるのか興味津々でした。
珍しく、夫の会社関係の仲間が集まって、花火大会に家族を伴って飲もう!と、いうことになったらしいのです。
いつもは接待(?!)なんだろうけど、この日は家族を接待??
REVERSIDEのことは、話には聞いていたけれど、屋外にこんなテラスがあるなんて知りませんでした。
抜群のロケーションでの花火大会に期待がふくらみます。
まずは、ビールで乾杯です。
まだ、たそがれどきからはじめて、盛り上がってきたときには、すでに夕闇が広がっていて、打ち上げられた花火の音で、花火大会が始まったんだと気づきます。
花火の写真はなかなか良いタイミングでは撮れませんでしたのであしからずご了承くださいませ。
お酒を酌み交わしながら、談笑していた人々が、花火があがると一斉に立ち上がり、しばし夜空を見つめています。
「たまや~」
とは、さすがに誰も言いませんが、夏の風物詩にしばし酔いしれております。
そうこうするうちに、ジャズライブが始まるというので、テラスから店内に入ってソファ席に座りスタンバイします。
本日の出演者は、SWING46の皆さんです。なんでもバンド名の由来となったのは、ニューヨークにあるお店の名前だそうです。
バンドの中のトランペッターには、昨年秋のジャズストーリートのライブに出演されていた方もいらっしゃってました。
ほろ酔い気分の中、演奏とともにスイングスイング。心地よい時間です。ウッドベースのお姉さんがMCをして、場をなごませてくれます。
数曲後、次はボーカルの篠崎文さんを迎えて、よりパワーアップしたライブになりました。花火に負けないくらいのシルバーのキラキラしたドレスがお似合いでした。
歌はジャズのスタンダードナンバーだけでなく、スティービーワンダーの曲などで盛り上げてくれました。
バーのなかは、(もちろんテラスからも)手拍子足拍子のあと拍手喝采となりました。
このようなビルの中からの花火鑑賞など初めてだったので、なかなか良い経験でした。ジャズバーでのライブも踊りたくなるのを必死にこらえての鑑賞でした。(笑)
時間は前後しますが、この、一週間前に、かほく市の石川県西田幾多郎記念哲学館で花火の鑑賞をしました。
緑に囲まれた通路がライトアップされ、幻想的でした。
打ち上げ数は金沢市内や川北町での花火大会よりは断然少ないですが、混雑を避けてのこじんまりとしたところでの花火鑑賞もまた良いですね
30度越えの毎日も朝晩には少しずつやわらいできまし。残りの夏の間に、宿題(!?)をすませなきゃ!と小学生のようにあわてている今日この頃でした。
JAZZ&BAR REVERSIDE
http://riverside-kanazawa.com/
石川県西田幾多郎記念哲学館
http://www.nishidatetsugakukan.org/