桜満開の金沢を出発し
葉桜のお江戸に行って来ました。
今回の目的は 三谷幸喜さん脚本演出の
『酒と涙とジキルとハイド』の舞台を 観ることです。
まだ、冷たい空気のなか 朝一番の飛行機にのりました。
青空が広がるいいお天気。
真下には、雪をかぶったアルプスの山々の 稜線が、くっきりとみえ
わぉ~!です。 残念ながら写真は無しです。
電子機器は電源を切らないといけないのです。
さて、 本日の会場は 池袋の東京芸術劇場です。
野田秀樹さんが芸術監督を してらっしゃいます。
池袋駅の西口に出ると 手作り作品の青空市を、やってました。
ペンダントやピアスなどのアクセサリーや バッグや小物など。 ゆっくりみたかったな?。
開演まえのコーヒーブレイク (劇場内)
芸術劇場は二度目です。
やはり三谷さん演出の 『ろくでなし啄木』でした。
そのときは 開演前の『観劇の注意』の アナウンスは
野田秀樹さんと三谷さんの 掛け合いでした。 いいコンビです。
今回は なんと、さまーずさんでした。
ちょっと噛んだりして 笑いが起こってましたよ。
前もってプログラムを購入し、 座席につきます。
真ん中では、ないけれど 三列目。
舞台上ではすでに実験台で 青い液体が コポコポしてます。
プレイハウス内は ちゃんと電波が届かない設備になってるため
安心して観れます。
観劇中の携帯の着信音ほど 無粋なものはないですから。
主演の片岡愛之助さんも 初舞台の、優香さんも 藤井隆さんも、
迫田孝也さんも 舞台狭しとかけまわり
お顔から汗が玉のように流れています。
ストーリーは ジキル博士が 人間の、心の奥底に潜む
もう一人の 自分を解放できるような薬を 作り出したことから始まる
ドタバタ喜劇です。
東京公演、大阪公演とまだまだ続くので ネタバレ厳禁ですね。
衣装も舞台装置も音楽も 素晴らしかったです。
やっぱり三谷さんの舞台は 最高です。
舞台の余韻を味わいながら デザートタイムです。
夜の羽田空港を飛び立つときの 光景は きらきらとして 光の地図のようです。
車の流れが 光を放つアリンコのようです。
人間って ちっぽけな存在だな~って 感じる瞬間です。
そのちっぽけな心のなかに 様々な葛藤を抱いて生きてるんだな?
って、 今日みた舞台と、 重ね合わせてみたり…して。
たどり着いた小松空港は やはりお江戸よりは冷たい風が 吹いていて
桜の花にとっては 良いのかも…と 思いながら、 家路につくのでした。
東京芸術劇場