軽井沢も九月は雨の多い日が続きました。
そんな天候の悪い時は、室内で楽しめる場所へと、軽井沢・星野エリアにある“星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート”へ。
こちらは教会に隣接しているため、結婚式でも人気あるホテルですが、2015年までの10年間にわたり、“スイーツ博”を開催していたなどスイーツに力をいれていらっしゃるホテルでもあります。
ホテルブレストンコートの“ザ・ラウンジ”は、季節ごとに変わる自然豊かな景色を眺めることのできる大きな窓があり、ゆったりとしたソファーが並ぶ、落ち着いたラウンジ。
この空間にいるだけでも、上質な時間を過ごせるような場所です。
こちらのラウンジで、かつてはスイーツ博限定だったデザートのコース“ムニュ・デゼール”が昨年より通年でいただけるようになりました。
この秋は通常のデザートコースから少し趣向を変え、軽井沢で最も有名な珈琲店である”丸山珈琲“とのコラボレーションが実現することに。
美味しいスイーツと香り豊かなコーヒーとのペアリングを楽しむことができるとあって
スイーツもコーヒーも大好きな私は、この機会を逃すわけにはいきませんわ!
一品目“秋の風”
洋ナシの香りとほうじ茶をあわせた軽やかなスイーツには、洋ナシ、ほうじ茶それぞれにあうようにと、異なる味わいのコーヒーをショットグラスでいただきました。
コーヒーをショットグラスでなんて、初めての体験。
コーヒーの味、香りの違いが良くわかる楽しい演出でした。
二品目“遠足”
山ぶどうのソースの上に、巨峰を使い“パン・オ・レザン”をイメージされたスイーツ。リズム感のある盛り付けが可愛く、美しい。
柔らかい巨峰、シナモン風味の丸くくりぬかれた小さなフレンチトーストなど、食感の違いを楽しみながら山の恵みに感謝の気持ちでいっぱいになる一皿。
こちらには氷を一つ浮かべたアイスコーヒー仕立ての“ケニア・ガチャダ”を。
すっきりとした爽やかな味わいは、私の今までのアイスコーヒーのイメージを覆されたほど。今回味わった数種類のコーヒーの中で、一番好みの味でした。
三品目“夕焼け”
少し温かなそば粉のクレープに、シャキシャキした青りんごを合わせたスイーツ。
3種類のソースはリンゴのピュレー、焦がしバター&サワークリーム、そばの実の香りがするクリームと、それぞれが全く違う趣のもの。別々にいただくもよし、混ぜ合わせていただくのもよし。小さなお皿の上で、様々なお味を楽しめる一品。
すごくフルーティーな“エチオピ・ネキセ”というコーヒーを口径の広いワイングラスで香りを楽しみながらいただきました。
最後にお口直しのモカアイスをいただいてコースは締めくくられます。
こちらのコースはデザートを楽しむというより、お食事を楽しむ感覚に近いかもしれません。
スイーツとコーヒーとのペアリングと聞いて、コーヒーカップに注がれた温かいコーヒーや、よく冷えたアイスコーヒーと合わせるのだと思っておりましたが、味や香りなどが良くわかるように、微妙な温度調整やグラスを選ばれているのだな~とこだわりを感じました。
コースの余韻を楽しみながら、この美味しさをどなたかにおすそ分けしたいと思われたなら、フロントとなりのショップへ。
こちらのショップではホテルご自慢のスイーツなどが販売されていますが、現在は期間限定で、丸山珈琲とブレストンコートのコラボスイーツとして“コーヒークグロフ”が販売中です。
信州ならではの果実や蕎麦などの特産物を、素材以上に美味しいスイーツに仕立てるパティシエの技は、単なるスイーツの枠組みを超え、まるで芸術作品のようでもあります。
目にも美しく、香り豊か、おなかも心も満たしてくれるスイーツコレクションは、軽井沢での時間をさらに特別な物にしてくれること、間違いありません。
コースとしてだけではなく、二品目の“遠足”は単品でもいただけるようです。
滞在時間などに合わせて、美味しい時間をお過ごしくださいね。
軽井沢スイーツコレクション2016秋
~スイーツの新たな美味しさに出会う、ペアリング~
9月12日から10日2日までがスイーツ×コーヒー
10月3日から11月25日まではスイーツ×ワイン となります。
ワイン好きの方には、こちらも楽しみですね♪
星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート
http://www.blestoncourt.com/