最近チキンの専門店が増えているような気がします。
先日もローストキチンが美味しいお店がオープンしたとお誘いを受け、早速伺いました。
小田急線「祖師ヶ谷大蔵」の駅から徒歩15分ほど。瀟洒な住宅地をぬけた世田谷通り沿いにオープンした「Café Apartment(カフェアパートメント)183」は、人気の「Good Morning Café」の運営会社が監修したおしゃれなダイニングカフェです。また、木目調のインテリアの店内からは、ガラス張りのファサードを通して向かいの緑が楽しめ、ホッコリと癒されます。
お料理は、フランスの2つ星、スイスの1つ星のレストランのキッチン経験があり、東京のフレンチでシェフを務めた森健一氏が担当。7時~22時ラストオーダーの営業で、モーニング、ランチ、カフェ、ディナーと時間帯に応じてメニューが変化します。
お目当てのローストチキンは17時からのディナーのメニュー。
前菜に「183シェフズサラダ」、メインに「名物!ローストチキン」をお願いしました。
ニンジンのラぺ、紫キャベツのピクルス、ラタトゥイユ、タコのマリネ、アボカド、ホームメイドチキンハムなどフレンチデリが盛りこまれた183シェフズサラダは、一皿でワインを楽しめるごちそうサラダ。野菜を多めにメニュー構成を考えたそうで、ヘルシーかつ美味しい野菜料理がたくさんあります。
紫キャベツのピクルスはブルーチーズで和えてあり、程よい酸味と塩気で一番のお気に入り。
彩りも美しく、こちらも人気メニューになる予感がします。フェイスブックに写真を投稿したら、かなり反応がよかったです(笑)
一羽か半身を選べるローストチキンは、2人だったら半身が適量。シェフオリジナルのペッパーソースとレモンが添えられ、木のプレートで運ばれてきます。美味しそうにパリッと焼きあがった金色の皮目。ローストキチンのお手本のような仕上がりです。
テーブルでシェフがハサミを使ってさばいてくれます。皮の間から身がのぞくと、ほわ~と湯気が立ち上り芳ばしい香りが広がります。
シットリとした身はそのままでも充分味わいがあります。
これも森シェフのフレンチの技!ソーミュール(塩水)の濃度とそれに漬け込む時間を調整して、鶏肉の身をシットリとやわらかく、味わい深くさせているそうです。
ブラックペッパーに辣油を混ぜたペッパーソースをつけてみたら、とてもユニークな美味しさが味わえました。
森シェフは、世界中にいろいろなチキン料理があることに興味を持ち、各国のチキン料理専門のお店をやっていたこともあるそうです。ローストチキン以外にも、海南鶏飯をフレンチ風にアレンジした「特製フレンチチキンライス」は売り切れてしまうランチの人気メニューとか。
カフェというカジュアルな雰囲気で、根底にフレンチの技を活かした本物志向のお料理を1日中楽しめるCafé Apartment 183。週末にゆっくりと訪れるのも楽しいかもしれません。テラス席はペット連れでも大丈夫です。
Café Apartment 183
http://www.es-conjapan.co.jp/cafeapartment/