ドイツのサッカーリーグ(ブンデスリーガ)シャルケ対フランクフルトの試合観戦に
行ってきました!
私が訪れたのはドイツの西(オランダ側)にあるゲルゼンキルヒェンという街。
ここにサッカーチームFC Schalke 04(シャルケ)のホームスタジアム
VELTINS ARENAがあります。
サッカーに詳しくない方でも、日本代表の内田篤人選手が
所属しているチームといえばおわかりになるでしょうか。
日本から直行便で行く場合、デュッセルドルフ空港まで約12時間のフライト。
デュッセルドルフ空港から電車やトラムを乗り継いで1時間ちょっとで
シャルケのスタジアムや練習場に行くことができます。
私が宿泊したホテルはデュッセルドルフ空港から1時間弱の場所にある
ゲルゼンキルヒェン中央駅の近くInterCityHotel Gelsenkirchen。
agoda.comの早期割引で予約をしたところ1泊平均6,000円台でした。
最初こそ道に迷ってしまったものの、駅から近くて便利かつ近辺の電車やトラム乗り放題チケットが貰えるのが嬉しいのです。
成田から直行便ではなく、アブダビ経由で丸1日かけてドイツに到着した私。
20時半キックオフのナイトゲームは乗り物酔いと時差ボケとの戦いでした。
海外でサッカー観戦をする際は、
前日までに現地入りすることを強くお勧めします(笑)。
[注意]ブンデスリーガの試合日程が確定するのは直前(数週間前)です。
格安航空券を購入した私の場合、直前に日程変更しようとしたら追加料金30万円と言われ、仕方なく試合当日の現地入りとなりました。
フラフラしながらトラムで向かったVELTINS ARENAフェルティンスアレーナ。
キックオフ2時間前ですが、スタジアムの周りはすでにたくさんの人!
この雰囲気を味わいたくて、遥々やってきたのです。
ブンデスリーガの観戦チケットは各チームの公式サイトにて購入できます。
各サイトへの会員登録後、ホームスタジアムで行われる試合を選択。
クレジットカード決済でチケットは日本まで郵送してくれます。
私はシャルケの他、別のチームでも数回購入経験がありますが、
いずれも1週間以内で東京の自宅までチケットが届きました。
さすがドイツの方々は真面目で親切ですね!
スタジアムに入る前に練習場横のファンショップに向かいました。
そばにあるカフェではシャルカー(シャルケファンのことをこう呼びます)たちがVeltinsビールを飲んでいます。
スタジアム名になっているこのVeltinsとは、地元の美味しいビールなのです。
この日の気温は10度あるかないかだったのですが、
ドイツの人は寒くても気にせず外でビールを飲んでいるイメージですね。
キックオフ1時間半前。
そろそろアップが始まる時間なのでスタジアムの中に入ります。
席に着く前に探すのは本日の試合プログラムKREISEL(クライゼル)。
しかし、配っている方が見当たらないので
近くでKREISELを読んでいたドイツ人の若者に聞いてみる。
すると「欲しいなら、これをあげるよ!」と気前良く自分の分をくれました。
さすがドイツの方は親切です。
こちらがそのKREISEL。表紙はロマン・ノイシュテッダー選手。
後日、公開練習の際、本人にいただいたサイン入り!
スタメンで活躍中かつ甘いマスクのため地元ファンはもちろん
日本人女子の人気も高いです。
スタジアム内の売店でVeltinsビールを買って、ようやく席に向かいます。
ここではビールのほか、ホットドックやポテトなどの軽食、
ソフトドリンクやコーヒーが買えます。
売店で現金のやり取りは出来ず、別のブースで
専用のプリペイドカードにチャージをする仕組み。
カードのデザインは数十種類あり、
私は昨年入手したフンテラール選手のものに10ユーロをチャージしました。
カードを返却すれば余ったお金を返してもらえますが、
いつも記念に持ち帰ってきます。次回もまた使えますしね。
いよいよ選手入場!
シャルケの応援団が陣取るゴール裏に大きなユニフォームの
フラッグが掲げられているのがわかりますか?
もちろん私もチームカラーである青のタオルマフラーを掲げて盛り上がります。
残念ながら内田選手はケガのため欠場でしたが、
フンテラール選手(オランダ)、ボアテング選手(ガーナ)、
ドラクスラー選手(ドイツ)、ファルファン選手(ペルー)など
各国の代表としても活躍している選手のプレイが観られる
素晴らしいチームなのです。
今回の席は2階アウェイ(対戦相手)側ゴールの近く。
左下にはガラスで隔離されたアウェイファン専用席があります。
対戦相手によっては危険な香りがする熱狂的なファンが集まるのですが、
フランクフルトのファンはマナーが良かったので安心でした。
試合結果は2対0でシャルケの勝利!
しかも目の前のゴールで2点が入り、ひとり観戦とはいえ
大声出したり飛び跳ねたり周りの人(見知らぬドイツ人たち)とハイタッチしたりと
大騒ぎ。
ドイツ語はほぼわからない私ですが(苦笑)、
スタジアムDJの掛け声にあわせて点数や選手の名前を叫ぶのは
最高に気持ちがいいです。
このスタジアムは屋根が閉まることもあって、
大きな体育館の中に6万人強の観客の声がこだましているような臨場感。
一度訪れたサッカーファンは誰しもが癖になって、何度も来たくなる場所なのです。
試合が終わってお腹が空いた私は売店でコーヒーとホットドックを購入。
シャルカーたちがビール片手に歌をうたって盛り上がる様子を眺めながら、
大好きなVeltins Arenaで勝利の余韻に浸っていました。
帰りのトラム内でも笑顔で歌をうたい続ける大人たち。
なんだか東京・下町のお祭りを思い出す光景でした。
ドイツひとり旅はまだもう少し続きます。