いつもより少しだけはやく
初雪になりました。
とはいえ、すぐ止んで、その後はあられになったり、
暴風になったり、山の天気は全く定まりません。
雪が積もると、途端にお出かけ無精になる私ですが、
おでかけ女史組のおかげで、出かけよう!という気持ちになります。
ありがたや、ありがたや。
さて、
このたびは、FB友達が話題にしていた、
イタリアンレストランへランチに行ってきました。
関越自動車道の六日町インターから六日町みなみスキー場の方面へ上っていきます。
道はいいですが、結構上ります。スキー場だからね、まぁ、と言い聞かせる。
だってちょっと不安なんですもの。
まだシーズンには早く、天候は下り坂。
スキー客はおろか、人が見当たらない。
こんな場所で、おしゃれなイタリアンがある、とは思えないのですが、ナビがこっちだよ~と呼んでいます。
スキー場を通り越しさらに奥の方へ。あ!あった!!ここだ!
面白い名前でしょう。
よく見ると、英語表記では、IとHの間にriって入っているんです。
これは’入広瀬(irihirose)のこと。ご主人の出身地、、魚沼市の旧入広瀬村から名づけられました。
故郷への愛着が店名からひしひしと伝わってきます。だから、本当は’イリヒロッシェ’が正しいのかな?
しかもHPを拝見したらなんと、ご主人のお名前が’ヒロシ’うーん、何とも洒落たネーミングです。
店名だけではありません。
地元の食材をふんだんに使った、地元愛あふれるイタリアンレストランなんです。
周りにはスキー場関係の建物しかないような立地です。
閉店まであと少し、の時間だったからか、車も1台。なんだか静か。で、恐る恐るドアを開けました。
あーよかった、お客様もまだいる。とても温かな空間です。
木がふんだんに使われていて、あちこちに手書きの黒板メニューがある。こういう雰囲気大好きなんです。
早速注文します。とかく遅くなってからのランチは食べ過ぎる傾向にあるので気を付けてなくては。
ということで、いつもより少なめに。
生ハムとチーズが入った地元野菜たっぷりのサラダ。ドレッシングは自家製でとってもおいしい!そして、食べごたえ十分!
クワトロフォルマッジのピザ
そして、あるじの大好きな窯焼きの自家製ソーセージ。
これがまたボリュームがありましたー!一緒の玉ねぎが甘い。
デザートをどうしても食べたい!でも食べられない私は、聞いてみました。
’アフォガードって、ボリュームありますか?’と。
そうしたらなんと、この価格で、
’はい、アイスがダブルです’との回答!お願いしたら快く、アイス一つにしてくださいました。
それにしても、
ご主人と奥さまだけでやっていいらしゃるのに、このメニューの多さはすごい。
しかも、時間がかかるわけでもなく、いいタイミングで提供してくれます。この量、この味、この雰囲気、このお洒落感。同じことを都会でやったら、値段は間違いなく倍以上する。
いつも感じることですが、地方のチカラって結構すごいんじゃない?
スキーシーズンが始まれば、きっと毎日大賑わい間違いなしですね。雪解けの頃、ブナが芽吹いてきたらまた伺うことにしましょう。