髪ツヤも長さもキレイなままキープして
いつまでも、セミロング!
40代、50代は、実は長めヘア愛好者が多く、セミロングが人気! 一方で、ボリュームやハリ、ツヤがなくなってきた、白髪が増えた…などの悩みも急増。でもきちんと手をかけてあげれば、年齢を重ねても美髪をキープすることは可能です。
ここでは、Part1~5に分けて、悩みを上手にカバー&解決して、いつまでも美しいセミロングヘアでいるための最新の方法をギュッと凝縮してお届けします!
Part3
40,50代を美しく見せる「セミロング」見本帳
どんな髪質でも、髪悩みがあっても、プロの手にゆだねることで美しいセミロングへ一歩前進。年齢を感じさせない成功セミロングを、人気ヘアサロンが提案。
今回は、伸ばしかけの髪にも応用が利き、カジュアルで明るい印象を与える鎖骨下3cmの「短めセミロング」を2スタイルご紹介します。
S. HAIR SALON エス
植田高史さん
Before
北條久美子さん(ライフスタイリスト)
●髪の問題点●
パサつく乾燥毛。
うねりで毛先がまとまらない
全体的にうねりが出てきたため、毛先がまとまりにくい。伸ばすほどスタイルが決まりにくい。また乾燥毛でもあるので、毛先がパサつき広がってしまう
ツヤとまとまりをアップさせる
デジタルパーマを取り入れて
毛先が動いて見えるのは、ツヤの出るデジタルパーマを仕込んでいるから。毛先をなるべく重めに平行になるようカットし、まとまりが出やすいように調整しています。そこに毛先から巻き込んだパーマをかけることで、しっとり落ち着いているのに、軽さも演出できるように。スタイリングはヘアミルクで保湿も兼ねて。
次ページでは、はねるクセを生かした「短めセミロング」をご紹介!→
kakimoto arms DENENCHOFU
カキモトアームズ 田園調布店
高橋郁美さん
今井隆史さん
Before
桜井美礼さん(医療事務)
●髪の問題点●
うねりがあり毛先がはねる。
全体がぺったり見える
ストレートではねやすい鎖骨付近の長さのため、あまり動きが出せず、いつもぺったりとした印象に。そのうえ、うねりでブローしても同じ方向にはねてしまう
はねるクセは、実はお得!
外はねの動きをヘアトレンドへ昇華させて
はねる長さやクセがあるなら、その毛流れを生かしてトレンド感のあるスタイルに。実は今、外はねスタイルがおしゃれの主流。ワンレングスベースにカットし、表面と顔まわりに動きを出せるようレイヤーを仕込んでいます。内へ、外へとランダムに毛先を巻くことで、あえて外はねをミックスした抜け感のあるセミロングに。
次回は、空気感たっぷりの動きのあるスタイルと、毛先パーマでふんわりさせた「短めセミロング」2スタイルをご紹介します。
撮影/玉置順子(t.cube) スタイリスト/日置 彩 取材・原文/松井美千代