髪ツヤも長さもキレイなままキープして
いつまでも、セミロング!
Part3
40,50代を美しく見せる「セミロング」見本帳
どんな髪質でも、髪悩みがあっても、プロの手にゆだねることで美しいセミロングへ一歩前進。年齢を感じさせない成功セミロングを、人気ヘアサロンが提案。
重さが出やすい長めレングスは、繊細なカットや計算されたカラーリングが美髪を約束します。今回は、生えグセをカバーするテクニックや、上品なルーズ感を出すテクニックを駆使した「長めセミロング」2スタイルをご紹介します。
broocH ブローチ
矢部壮大さん
Before
荒井志保さん(ヘルスメディアプロデューサー)
●髪の問題点●
前髪がぱっくり分かれる。
コシがなくなってきた
ボリュームを出したいため前髪を作ったが、ぱっくり分かれる生えグセがあり、セットが決まりにくい。ハリ・コシのなさも気になる
重めの前髪を作ることで
ガンコな生えグセも扱いやすく
生えグセをカバーするため、深めに前髪を作り、重さで押さえられるように。カットは毛先のみにレイヤーを。コスメパーマ(髪に優しいパーマ剤でかけるパーマ)で毛先に揺れ感をプラスして。肩のラインでくびれるようにフォルムを作ることで、大きく動かさなくても、毛先が華やか&豊かに見える効果が。
Before
太田直子さん(主婦)
●髪の問題点●
毛先とトップがアンバランス。
短く細い毛がトップに
毛量が多いため毛先はボリュームがあるけれど、重さで頭頂部はつぶれやすい。髪の表面から短い毛が出現し、シルエットの邪魔に
ルーズな動きを出すときも
上品なまとまり感は忘れずに
ふくらむ毛先とつぶれるトップを解決するため、毛先10㎝にレイヤーを入れ、大きめのパーマでトップに動きを出し、毛先に無造作感を。ラフな毛束にすることで、短い髪を目立ちにくくしてくれるそう。ウォームアッシュという色で髪を柔らかく見せつつ、ボリューム感も解決。
次回は、セミロングスタイルを老けて見せないセルフスタイリング術をご紹介します。
撮影/玉置順子(t.cube) スタイリスト/日置 彩 取材・原文/松井美千代