大人になって、靴選びに悩むことの多い私です。
今回、おしゃれと評判の5人に靴選びのこだわりを聞いてきました。
みなさんの、上質で程よいトレンド感があって、しかも履き心地のいい靴びはさすが!
順次、5人のセレクトをお見せしますね。1回目は、20代からおしゃれセンスに定評のある、モデルの高橋喜代美さんです。
インパクトのある靴が好き。
タンクソールならどこまでも歩いて行けそう!
高橋さんが今、毎日のように履いてしまうという、お気に入りナンバー1はプラダのタンクソールのシューズ。
その名の通り、戦車のキャタピラーをイメージさせるソールが目を引きます。
「甲のセンターにファスナーがついていて、ベルトでとめるデザインが新鮮だったので購入しました。
持ってみると重いんですけど、履いたときには重さを感じなくて、履き心地が抜群にいいんです。
靴ずれもしなくて、まったく痛さを感じません。
デザインも好きだし、履いていて楽なので、去年の12月に買ってからヘビーローテーションで履いています」
今日のコーディネートは、素足に白いソックスをはいてこの靴を合わせ、
アウターにヨウジヤマモトのライダースジャケット、インナーにアニエス・ベーのTシャツ、さらにプラダのグリーンのプリーツ巻きスカートとスカーフをセレクト。
「靴がハードなデザインなのでライダースジャケットを合わせるとバランスがいいかな、と。
その代わり中はTシャツで軽めにし、鮮やかなグリーンのスカートで色味をプラスしました」
白いソックスを合わせることで、足元も軽くなり、夏らしい涼しげなコーディネートが完成しました。
「靴はインスピレーションで即買いします(笑)。
靴好きですが、同じタイプのものを集めるのではなく、同じ服でもこの靴を合わせたら新鮮かな、と考えて買うので、持っているのはインパクトのあるデザインのものが多いですね。
靴を選ぶときに、年相応にしなくちゃ、と考えたことはないんです。
何が年相応なのかは人によって違うもの。自分をしっかり持っていれば、若づくりに見えたりしないと思います」
■高橋喜代美さん■
Kiyomi Takahashi 1955年生まれ。’70年代後半から’80年代中期に
「non・no」などでモデルとして活躍。引退後、ミュージシャンの高橋幸宏氏と結婚。
2010年、24年ぶりに「エクラ」に登場、奇跡の50代として話題に。
現在、サントリー「リフタージュ」のイメージキャラクターを務める。
撮影/永瀬沙世 ヘア&メイク/辻元俊介(LA DONNA)
痛くない!「走れるヒール靴」と「大人のペタンコ靴」のテーマをチェック。
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