20代の頃から「生き方」について、数々のインタビューを受けてきた藤原美智子さん。内面の美しさを引き出すメイクや、美しく心地よい生き方は世代を超えて女性たちを魅了し続けてきました。
今回も藤原美智子さんの美しく生きるためのヒントをご紹介します。日々のうれしさや心地よさが積み重なり、大きな幸せにつながっていく。 今、改めて藤原さんのリアルライフから学びませんか。
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「心地よい素材に包まれて、体も空間も巡らせておくこと」
家も、体も、心も、風通しのいい状態が理想です。ランドリールームは広めにすることで、ほかの部屋がキレイに保たれるし、肌が触れて心地いい素材なら脳も喜びます。ちなみに入浴前は下から上へ向かってボディブラッシング。全身の巡りがよくなり、汗もハンパなく出ます。
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「筋肉はいつでも変えられる」
40代より今のほうが元気。仕事に疲れ果てた時期や、更年期症状を感じたときも体を鍛えることから始めました。体と心はつながっているから、筋肉をつけると気持ちだってしなやかに。昨日の自分よりも、健やかになるのがわかります。
藤原さんは、真の美しさはすべてにつながっていると言います。
真の美しさは、生活すべての美しさにつながっている
藤原さんといえば、つねにチャレンジャーな印象。現在の体づくりは?
「40代からの美しさは筋肉にあり。3Dマッサージロールを使ってしなやかな筋肉に戻すストレッチを朝の習慣に。食事は新鮮な食材をシンプルに調理して腹七分目でいただく“素食少食”を。食べ方や量は年代によって変えるべきだし、食事だけでなくメイクもスキンケアも“ベストに執着しない”こと。私、はやりものも大好きで、腰が軽いのがいいみたい(笑)」
真の美しさは、生活すべての美しさにつながっていると言います。
「手触りのいいリネン、いい香りのする花、太陽の光が差し込む部屋…。日常のちょっとしたときめきが、幸せにつながり、それが積み重なって美しい人生をつくっていくと思うのです」
“あるといいな”を形にした、ライフスタイルブランド「MICHIKO.LIFE」は5月に待望のデビューを果たしたばかり。
「第1弾の商品はアイブロウペンシル、眉毛用美容液、目元用シート状美容液の3アイテム。アイブロウペンシルは眉毛ケアできるもの。そして眉毛用美容液は眉を立ち上げるスタイリング効果、くずれを防ぐコーティング効果、潤いを与えるトリートメント効果、そして寂しくなった眉毛のハリ・コシ効果という“一石四鳥”効果のある商品です。その場限りの美しさではなく、メイクをしてもオフしてもキレイでいられるように、自分自身が磨かれるように、身近にあるものに幸せを感じられる日々を過ごせるような製品を展開していきたいですね」
撮影/山下みどり 構成・原文/鵜飼香子