苦手意識のある人が多い眉メイク。でも藤原美智子さんのテクで仕上げると、驚くほど簡単に、そして感動するほど自然。自眉を育てる方法も教えていただきました。
眉のツヤ・ハリは若さの象徴。
今から美人眉は育てられる
眉は印象を決める重要パーツ。だからこそブランド第1弾には、アイブロウペンシルと眉毛用美容液を選びました。
「年齢を重ねると眉毛が薄くなり、顔がぼやけてきます。だからといってしっかりと描くと大人のまろやかな皮膚感と合わない。大人の眉は、いかに自眉に見せるかがポイント。なぞるくらいの力加減で色をのせていくのがコツです。形は、ファッションと同じく“トレンド1:定番9”の割合で、ボサボサすぎずアーチを強くしすぎず、本来持つ形に沿って仕上げていけば失敗はありません。夜はぜひ眉マッサージを。ほぐすだけで顔全体がやわらかい表情になり、いい毛を育みます。メイクした顔とオフした顔にあまり差がないと、自信を持っていられますね」
〝もともと美人〞に見える美人眉のポイントとは?
〝描く〞のではなく〝なぞる〞と自然。
自眉が美しい人という印象に
大人になると眉毛は薄く細くなるけれど、〝描く〞と頑張りすぎの印象に。
ペンシルを左右に振って〝なぞる〞と、もともと備わっているような毛並みを作れます。
ベストな色選びは
瞳や髪色でなく眉で決める
元から生えているような自然な眉毛色は、眉そのものでチェック。
黒くて硬めならグレーを、柔らかくて明るい色ならブラウンを。
黄みは老けて見えるので注意。
毛の一本一本にハリ・コシがあれば
若々しく生命力ある顔に
眉は印象を左右し、立体感も出せるパーツ。少し変えるだけで生命力が宿ります。
次回は眉のメイク法と自眉を育てる方法をご紹介します。
撮影/玉置順子(t.cube) ヘア&メイク/藤原美智子(ラ・ドンナ) モデル/怜花 スタイリスト/程野祐子 構成・原文/鵜飼香子