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プレス三好和美さん/痛くない!「走れるヒール靴」と「大人のペタンコ靴」④

「トリッペン」は、まさに“痛くない、おしゃれ靴”の代表格。実は、以前から、ここの靴が気になっていた私、今回、ついにプレスの三好さんに、コーディネート方法を見せていただきに行ってきました!

 

三好和美さん全身

人間工学に基づいて

作られたシューズだから、
履き心地も満点です

 

金万でアパレルのプレスを担当する三好さんがオン&オフで愛用しているのは、同社が扱っているドイツのブランド、トリッペンの靴。
「トリッペンは、靴職人のマイスター(特別技術資格者)で、医療用矯正靴の製作に携わっていたミヒャエル・エーラーと、靴や服のデザイナーとして活躍していたアンジェラ・シュピーツの二人によって、1992年に誕生したブランドです。まずソールの開発をして、アッパーのデザインを考えていくというプロセスで作られています。
人間工学に基づいて作られているので、歩きやすいと言ってくださる方が多いですね。私自身も履き心地のよさを実感しています」
この日はトリッペンの赤いサンダルにラプレの両A面で着られるマキシ丈のワンピース、その上にラプレのざっくりとしたニットを重ねて。
「靴の赤をポイントにしてコーディネートしてみました。この靴は、軽くてクッション性のあるソールを使っているので、宙に浮いているような履き心
地感があるんです。それに赤い靴を履くと気分が上がりますよね(笑)」

 

仕事柄、靴を試着する機会が多い三好さん。自分の足に合う靴を見つける秘訣は何なのでしょう?
「革靴は履くにつれてその人の足型に馴染んできます。

すぐに合う、合わないと決めずに、少しずつ足に慣らして経年変化を楽しむことも大切です」

三好さんの靴コレクション

見た目のかわいさと足入れの気持ちよさが靴選びの決め手です。
[上から時計回りに] メヘル カカリアのバレエシューズ、トリッペンのウッドソールのサンダル、今回着用したトリッペンの赤いサンダル、トリッペンのレースアップシューズ。「もともとバレエシューズが大好きなんですが、メヘル カカリアのこの靴は甲の部分の刺しゅうやビーズのあしらい、全体の配色が気に入っています。革が柔らかくて履きやすいので、同じタイプのものをもう一足持っています。トリッペンのウッドソールのサンダルは、ソールが木なので素足で足入れしたとき気持ちがいいんです。木が脂を吸ってくれるみたいで、サラッとします。足首の部分をストラップでホールドし、ウェッジソールになっていて高低差が少ないので歩きやすいですし、少し高さがあるのでスタイルもよく見えます。レースアップのシューズはどんな服にも合って、飽きずに履ける定番の形。スニーカーに代わり得る一足ということで開発されたソールなので、履きやすさ、歩きやすさも抜群です」

 

■三好和美さん■

1963年生まれ。幼少の頃からファッション好
きで、文化服装学院のスタイリスト科を卒業
後、アパレルメーカーに就職。販売、企画な
どの業務についた後、プレスに。プレス歴は
十数年に及ぶ。現在は金万にて、ハリス、ハ
リスグレース、ラプレのプレスを担当。

 

撮影/洞澤佐智子(CROSSOVER) 取材・原文/安部由津紀

 

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