若見え「美ボブ」スタイリングの秘訣は、
しっとり質感にあり!
ヘアサロンの方々が撮影中に使う頻度が驚くほど高かったのが、自然派成分のヘア用バームとオイル。私たちと同じ視点に立って、おしゃれなスタイリングを提案してくれる「ロライマ」の鎗田美樹さんに、上手な使い方を伺いました。
今回は、バーム+オイルの合わせ技のコツなどを教えていただきます。
アドバイスは
パサつき髪はNG。
潤いとツヤを足して美髪度アップ
朝、オイルをつけて出かけても、外出先では乾いてパサパサ。かといって、重たいワックスはべたつきそうで苦手。スタイリングって難しい…。
「そんな悩みを抱えたお客さまは本当に多いですね。ご自宅でのスタイリング方法を聞くと、皆さん、濡れ髪には何かをつけるのに、朝の〝乾いた髪につける〟ことが足りていないんです」と言う鎗田美樹さん。
繰り返すカラーや加齢などが原因で、私たち世代の髪の内部は見た目より〝スカスカ〟なことが多いそう。ちょっとオイルを馴染ませても、すぐに吸い込んで、パサついてしまいます。そこで鎗田さんのおすすめは、流行のナチュラル系バームとオイルを混ぜて髪につける方法。
「ワックスの役割をするバームは、しっとり感は長もちするけれど、髪にのばすのが難しく、ツヤは出ません。オイルはツヤが出て馴染ませやすいけれど、潤いが長もちしない。混ぜれば両方のいいとこどりができるんです」
ナチュラル系だから香りも心地よく、使ったあと手を洗う必要もなし。髪が潤っているだけで、若見え効果やおしゃれ感アップはもちろん、一日中快適です。まとめ髪にも有効なこのスタイリング術、簡単なのでぜひマスターを。
“スタイリングは、ナチュラル系
バーム+オイルの合わせ技で!”
(下の写真1,2)
天然精油と自然由来の心地よさで
サロンから消えるほど大ヒット
とろける質感のバームで一躍人気に。髪にも肌にも使える2アイテム。優れた保湿力で広がりやすい毛先を収めるマルチバームと、さらりと滑らかな手触りへ導くマルチ美容オイル。
(下の写真3,4)
イタリアのオーガニック認証を受けたヘアケアブランド
バームにはシアバターにスイートアーモンドオイル、スターフラワーオイルなど、潤い成分を配合。セラムにはヒマワリ油、スギナエキスがイン。2品とも顔・肌・爪にも使えます。
(下の写真5,6)
鎗田さんがサロンで愛用する
バーム+オイルのグッドコンビ
スタイリングの達人、鎗田さんはこのセットで使用。
次回は、「美ボブ」のしっとり質感に仕上げるためのための具体的なテクニックプロセスをご紹介します。
撮影/久々江 満 スタイリスト/高橋尚美 取材・原文/伊熊奈美