ヘア&メイクアップアーティスト・CHIHARUさんから教わるたるみ顔のためのリフトアップメイク術、ベースメイク編に続いてはアイメイク編。
ここで最大のポイントをひとつ!
アイライン引くのが大の苦手なくみくみでしたが、CHIHARUさんの、
「MyAge世代は、両手メイクをしないとダメなのよ!! 置き鏡の角度をちゃんと合わせて、皮膚をちゃんと持ち上げたりして描くかないと」という言葉に従ってちゃんとやったら、確かに!! きれいに引けました。
それを忘れず、あとはCHIHARUさんのスペシャルテクを、ぜひぜひ試してくださいね~! 見違えますよ!
まずは、アイシャドウ、アイラインのリフトメイクアップ術を紹介します。
影とラインの仕込みテクで目力を取り戻す!
印象がぼやけてくる目元をくっきりさせようとアイシャドウやアイラインを濃くするのはNG。
上向きの隠しシャドウやアイラインのテクニックで品のある目元が生まれます。
1.たるんだまぶた
⇒隠しシャドウを仕込めば上がった印象に
アイブロウパウダーの淡いブラウンで隠しシャドウを入れます。
手で目尻を引き上げるようにし、指先で上向きに入れるのがポイント。
こうすると、自然な陰影が生まれて引き上がった目元の印象に。
左の淡いブラウンがCHIHARU式メイクで大活躍。
キッカ エンスローリング アイブロウケーキ 04¥6,000/カネボウ化粧品
2.くすんだ目元
⇒決め手はアイシャドウの1色使い。明るい色でメリハリを。
複数の色でグラデーションを作る発想をやめましょう。
上まぶたのアイシャドウは明るいブラウン1色(下のスウィーツ スウィーツ シャイニードルチェシャドウ 04 のA)を指で馴染ませます。
下まぶたはアイボリーで明るく!
クリームタイプ(下のスウィーツ スウィーツ シャイニードルチェシャドウ 04 のD)を目頭側⅓に、
目尻への⅔にパウダータイプ(下のスウィーツ スウィーツ シャイニードルチェシャドウ 04 のC)を入れます。
ゴールドとダークブラウンの組み合わせで立体的な目元に。
スウィーツ スウィーツ シャイニードルチェシャドウ 04 ¥1,000/シャンティ
3.目が小さくなった
⇒3ステップのアイラインで上品な目力、3割増し!
まぶたを指で引き上げ、まつ毛とまつ毛の隙間を内側から
リキッドアイライナーで埋めます。
これで黒目の印象がさりげなくアップ。
2本の指で目尻を開き、リキッドアイライナーで目のラインにそって
隙間ができないように極細のラインを描きます。
濃いブラウンのアイシャドウ(上のスウィーツ スウィーツ シャイニードルチェシャドウ 04のB)で
細いブラシかチップを使いリキッドのラインをぼかして上品な仕上がりに。
目尻のラインは目のカーブを延長するように描きます。
極細の筆でラインが自在に描け、にじみに強く落ちにくい。
キャンメイク ストロングアイズライナー01 ¥800/井田ラボラトリーズ
こんなアイラインはNGです!
「目のきわとラインの間が埋まっていなかったり、
目尻のラインを不自然に上げて描いているために隙間ができていることも。
だらしない印象に見えてしまいます」
次回は、アイメイク編のつづき。
まつ毛にまつわるテクニックをご紹介します。
CHIHARU式リフトアップメイク術
② ベースメイク術 はこちら
① CHIHARUさんが教えるメイクの鉄則 はこちら
CHIHARU
ヘア&メイクアップアーティスト。
宝塚歌劇団に19年在団している間に培われた知識をベースに、
独自のメイクテクニックを提案。
著書に『CHIHARU式 美顔造形メイク』(幻冬舎)がある
撮影/青柳理都子〈モデル〉 鈴木康久(千代田スタジオ)〈物〉
ヘア&メイク/CHIHARU スタイリスト/櫻井聖子(aloha dog)
モデル/梅原梨央 取材・原文/中込久理