長年蓄積されてしまった頑固なシミは、私たちOurAge世代に多い悩みの一つ。近年、各メーカーの研究開発が進み、画期的な美白コスメも増えているとか。根深いシミにアプローチするコスメに加えて、肌の質感をアップさせてくれる”ブライトニング”効果も期待できるコスメも続々と誕生。前回に引き続き、美容ジャーナリストの國藤直子さんにレポートしてもらいました。
國藤直子さん
シャネル/
柔らかくほぐし、明るく澄み渡る美白肌に整えます
梅の花に着目した独自成分を配合。右のライトなオイルは、美容液をつける前に使って、加齢によって失われがちな脂質を補い、色素沈着に影響を及ぼすタンパク質の発現を制御します。肌をほぐし柔らかくする、オイルならではの効果と、オイル特有のつややかさで明るい印象に。また、左のひんやりと心地よいクリーム状のマスクは、日焼けなどによって受けたダメージを睡眠中に落ち着かせるナイトケア。黄ぐすみにアプローチする独自成分を配合。首までつけて、顔も首も滑らかで明るい肌トーンに整えたい。
[右]ル ブラン ユイル 50㎖ ¥13,000
[左]同 マスク 50g ¥9,000
資生堂/
先端のシミ予防研究から生まれた、新しい「HAKU」
13年連続で美白美容液売り上げNo.1のHAKU。資生堂は、2011年から美白有効成分「4MSK」と「m-トラネキサム酸」の2種同時配合に成功、7作目のこの新作では整肌・保護成分「Vカット複合体」も配合。シミを「メラニンを含む肌全体のエラー」ととらえ、シミ部位特有の状態をさまざまに解明してきました。今回は、異常な毛細血管ネットワークがシミ形成に関与しているという、新たなシミ生成ルートを発見。肌にぴたっと密着して美白成分が肌の隅々まで行き渡り、長年蓄積したシミにもアプローチ。
HAKU メラノフォーカスV(医薬部外品) 45g ¥10,000(編集部調べ)
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ポーラ/
美白美容液&インナーケアで、冴えた透明感を肌に
ストレスや加齢などにより、肌の中でメラノサイトが停滞すると、シミ・色ムラの原因となることを発見。メラノサイトを本来の移動する状態に戻し、適切なメラニン量にして美白、シミ改善につなげます。美白有効成分「ルシノールⓇ」とセルフクリア機能により、濃いシミにならないようにケア。
[中]顔全体用の美白美容液。みずみずしい使い心地。ホワイトショット CXS(医薬部外品) 25㎖ ¥15,000
[左]ねらった位置にピタリと密着して、シミを集中的にケアする美白美容液。硬めのクリームタイプ。同SXS(医薬部外品) 20g ¥12,000
[右]〝飲むホワイトショット〞。1日2粒が目安。同 インナーロック タブレット IXS(特許取得健康食品)60粒 ¥6,200・180粒 ¥16,500
アルビオン/
ライン使いすれば、より速く確実に白さとハリが!
加齢とともに、肌内部に発生する「メラニンの濃茶色」、「脂質の酸化による黄色」、「糖化による褐色」が重なり合って、肌色がセピア化することに着目。今回のラインのリニューアルでは、最速で、肌全体を明るくトーンアップし、ハリを高めることにこだわっています。ライン使いすればより効果的。
[右から]アンフィネスホワイト ホワイトニング パンプ ミルク 200g ¥7,000・同 ホワイトニング パンプ ローション 200㎖ ¥7,000・同 ホワイトサージ ソリューション 40㎖ ¥10,000・同 ホワイト プラント クリーム 30g ¥12,000(すべて医薬部外品)
撮影/久々江 満 スタイリスト/高橋尚美 取材・原文/國藤直子(STRIPE)