羽田美智子
“自分磨き”のための大人の手習い Vol.８
羽田美智子さんに坂本久仁子さんがアドバイス
こなれ感たっぷりの春スタイルにトライ！
羽田美智子さんが厚い信頼を寄せるスタイリスト、坂本久仁子さん。羽田さんに坂本さんがおすすめするスタイルは、優しさとかわいらしさがあふれるクリーンな着こなし。新鮮で魅力的なコーディネートを、前回に引き続き紹介します！
New Denim Style
「肌の見せ方で、シャツとデニムに抜け感と女らしさをプラスして」
はつらつとしたシャツスタイルは、胸元や手元の上品な肌見せがポイントに。シャツ￥34,000・手に持ったジャケット￥69,000／バイ マレーネ ビルガー GINZA SIX（バイ マレーネ ビルガー） デニム￥24,000／サザビーリーグ（カレント エリオット） パールネックレス￥850,000・重ねたバングル（WG×ダイヤ）・（ YG×ダイヤ）各￥624,000・重ねたリング（手首側から）（PT×ダイヤ）￥560,000・（YG）￥78,000・（SAKURA ゴールド×ダイヤ）￥408,000・（WG×ダイヤ）￥320,000／TASAKI 靴￥88,000／ジミー チュウ
こなれ感の決め手は華奢な部分を強調すること
羽田 坂本さん流スタイルの中でも、特にマスターしたいのがシャツとデニムの着こなし方。私も好きでよく着るアイテムですが、坂本さんの、こなれた抜け感ある着こなしに、少しでも近づけたらとずっと思っていたんです。
坂本 それは光栄です。でも美智子ちゃんのシャツの着こなしも素敵ですよ。以前お見かけしたのは洗いざらしたブルーのストライプシャツでよく似合っていたけれど、今日はかわいらしさを意識したくて赤のストライプを選びました。白ベースのシャツは、顔をパッと華やかに見せてくれるレフ板効果があるから、大人の女性にもっと着てほしいと思っているんです。
羽田 わあ、うれしい！ では着こなしのポイントはどこでしょう？
坂本 最初はシャツの裾を外に出そうかと思ったけれど、ボトムにインすることでバランスがよくなって、カッコよさが出ましたね。ポイントは、ボタンをきちんととめすぎないこと。胸のボタンをいつもよりひとつ余計にあけ、シャツの袖口やデニムをロールアップさせて、胸元、手首、足首を少しずつのぞかせます。こうすることで体の華奢な部分が強調され、女性らしさが表現できるので挑戦してみてください。
デニムに合わせるシャツは とろみ系 or パリッと系でもOK シャツといっても素材によって表情はさまざま。右はしなやかなドレープが美しいシルク、左はハリのあるコットン。 ［右］￥28,000／サザビーリーグ（エキップモン） ［左］￥10,000／ラルフ ローレン（ローレン ラルフ ローレン）
ネックレスとリンクさせたフラット靴で、華やかさUP ポインテッドトゥのフラットシューズは今季の注目株。足入れの浅い甲やストラップにちりばめられたパールが、胸元のネックレスとリンク。シャツ＆デニムを、華やかなきれいめスタイルにアップデート。靴￥88,000／ジミー チュウ
坂本久仁子さん Kuniko Sakamoto
桑沢デザイン研究所を卒業後、スタイリストとして独立。モードファッション誌、女性誌、CMなど幅広い分野でキャリアを重ねる。多くの女優やアーティストのスタイリングを担当。ファッションやジュエリーについてのトークショーなども行う。女子美術大学の非常勤講師も務める
撮影／天日恵美子 ヘア＆メイク／ 薄葉英理（ロッセット） 〈坂本さん〉 スタイリスト／坂本久仁子 イラスト／かくたりかこ 構成・原文／向井真樹
