いつもなんとなく行なっているメイク、やり方を変えるだけでたるんだ顔が引き上がります! 今回は山本浩未さんの、「赤」を使用した顔たるみ解消メイクをご紹介。白・黒・赤を上手に使って引き締まった華やかな顔になりましょう。
Red
血色でヘルシーな華やぎを
赤
「赤」とは、お風呂上がりのほんのり上気したような血色感。唇と頰に、本来あるべき「赤」が入ることでお疲れ感が払拭され、生き生きとした華やかさが備わります。
"流れ星チーク"で
血色+引き上げ
頰にのせる「赤」は、自然な血色に見えるコーラルオレンジが基本。入れ方を、目の下から外側へと「流れ星」のようにぼかすとリフトアップ効果も加わり、若々しい印象に。
チークブラシにチークを馴染ませたら、手の甲やティッシュで余分な粉を払い、黒目の下と小鼻の脇の範囲に丸くぼかして。最後にブラシを目尻方向に引き上げるようにぼかすと、頰の位置が高く見えます
にじむような血色感
がくすまず持続
ヘルシーさを印象づける、クリアなコーラル。ふんわり軽やかなつけ心地で、シルキーなつやめき。時間がたっても血色感をキープ。
パウダー ブラッシュ OR200 ¥5,000/コスメデコルテ
大人かわいい
ヘルシーコーラル
繊細なゴールドパールが、頰のツヤ感、リフトアップ感を演出。おしゃれなコーラルで写真映えもいいので、女子会や旅先メイクにも。
ザ ブラッシュ 019 ¥2,800/アディクション ビューティ
痩せ唇をぽってりさせる方法とは?
リップライナーで痩せ唇をぽってり
唇にのせる「赤」で重要なのはリップライン。痩せた唇にボリュームを持たせることで、魅力的な「赤」に。使用するリップライナーは唇の色に近い赤みベージュ。口紅はお好きな色を。
上唇の口角から山にかけてのラインを、ふっくらボリューミーに。下唇もややオーバーリップぎみに。そのあと全体をリップライナーで塗りつぶすか、口紅を塗って仕上げます
滑らかに描け
思い通りの輪郭に
唇にほぐれながら馴染み、スムーズなラインが描けます。芯が柔らかく、ツヤのある鮮やかな発色。フィット性に優れ、ヨレにくい。
リップライナーBE320 ¥3,500/コスメデコルテ
輪郭を補整しやすい
絶妙な芯の太さ
芯が適度な太さで、描いたラインの印象が強くならず、唇の一部に。程よいツヤがありながらも、キープ力も高いナチュラルマット。
リップ ディファイニング ペンシル02 ¥3,500/SUQQU
BEAUTY COLUMN
メリハリメイク三種の神器
「『白・黒・赤』のメリハリメイクに欠かせないのが、拡大鏡とスポンジ、そして綿棒。これらを使うとメイクの完成度が上がり、遠目にも至近距離でも、引き締まった若々しい顔になります」(山本さん)
メイクの腕をアップさせる
「木を見て森も見る」10倍鏡
1 山本さん曰く「木を見て森も見る」鏡。まつ毛際もよく見える10倍鏡と、顔全体をチェックできる等倍鏡の組み合わせ。
アストレア ヴィルゴ スキンチェックミラー 10倍鏡 WH ¥900/シャンティ
2 ファンデーションを馴染ませるのはもちろん、メイク直しのときに自前の皮脂を頰に移植してツヤ肌に。
ロージーローザ マルチファンデメイクスポンジ 2P ¥200/ロージーローザ
3 綿棒で、はみ出しやつきすぎを修正
次回からは「たるみを”防ぐ”!一歩先行くスキンケア」をご紹介します。お楽しみに。
撮影/玉置順子(t.cube)〈人物〉 久々江 満〈物〉 ヘア&メイク/山本浩未 モデル/樹神 スタイリスト/程野祐子 構成・原文/小田ユイコ