アイウェアに造詣の深いスタイリスト坂本久仁子さんが指南するアイウェアの選び方。今回は、お洒落なリーディンググラスを3タイプにわけてご紹介します。
涼しげなクリア素材は夏のカジュアル
スタイルに。軽いかけ心地もうれしい
「メガネの存在は控えめでも、おしゃれ感は抜群。ほんのり色づいたピンクの涼やかさと細いテンプルの組み合わせなら、繊細な雰囲気に仕上がります」。
随所に使われたゴールドパーツでモダンさも加わった日常使いに最適なミドルサイズ。
次ページでは、今欲しいリーディンググラス3タイプを厳選してご紹介します。
Beige
肌馴染みのいいベージュ。スクエア
でフェイスラインをシャープに
肌に馴染むベージュのフレームは、メガネの存在感をやわらげてくれるおすすめカラー。「ひと口にベージュと言っても素材はいろいろ。メタルをセルで挟んだ新素材も加わり、選択の幅が広がりました。やや明るめのトーンを選べば、自然と華やかさも加わります。フレームの下に丸みを持たせたスクエア型の視覚効果を利用して、すっきりとした印象を手に入れてください」
Cat eye
ソフトキャッツアイの
リフトアップ効果に期待!
初めてのメガネは天地幅のやや狭いオーバル型、という人が多い成熟世代。「そこに1本プラスするなら、ソフトキャッツアイを。目尻がほんの少し上がった控えめな角度を選ぶのがポイント。かけるだけで顔をキュッと引き上げて見せる、大人にうれしいデザインです」。セルタイプなら"馴染ませ"も"際立て"もかなう、絶妙な色合いがそろいます。試着で似合う形の確認を。
Elegant
フォーマルな席や食事会には
ジュエリー感覚の上品な華やかさを
大人を品よく華やかに変身させるメガネは必需品。「キラキラのビジューがたくさんついていたり、大きなブランドマークが主張しているとかえって老けて見えてしまうことも。華やかな要素は控えめに。フレームの色が強いとインパクトが出てしまうので、薄いカラーを選びましょう」。ジュエリーをひとつ外してメガネを。この感覚がファッションとのバランスをキープします。
次回は、スタイリスト坂本久仁子さんオススメのサングラス2タイプをご紹介します。
撮影/長谷川勝久〈モデル〉 木村 慎〈物〉 ヘア&メイク/佐々木貞江
モデル/SHINYA スタイリスト/坂本久仁子 構成・原文/向井真樹