血色感、ツヤ感、リフト感をさりげなく仕込めば
若々しい好感度の高い肌に
目指せ! 写真写りのいい私
●Part1 写真映えメイク・肌編
教えてくれたのは
ヘア&メイクアップアーティスト
千吉良恵子さん
イキイキとした血色感、若々しいツヤ感、そしてすっとしたリフトアップ感。肌にこの3つの要素を与えれば、たち まち疲れた印象や老けた印象を払拭でき、写真映えする肌へと変わります。
「鍵となるアイテムは、血色カラーのチーク、みずみずしいツヤ感を生むハイライト、薄づきのシェーディングカラーの3つ。顔にほわんとした血色とともにメリハリ感がよみがえり、若々しい華やかな印象になりますよ。全体的に下がってきた顔を、若々しい頃の顔立ちに戻すため、引き上げるように塗るのもポイントです」(千吉良さん)
【POINT】
ポイントは:
・頬の高い位置にフレッシュなツヤ感
・フェイスラインにシェーディングですっきりと
・チークは頬中央に丸く入れつつ、“斜め引き上げ”塗り
イエローを含み、さりげない立体感を生み出しつつ、輪郭をシャープに仕上げる効果が。ブロンズパウダー 5101N ¥4,300/ナーズ ジャパン
2 自然な血色になりきるコーラルチーク
グラデーションチークはやわらかな発色で肌馴染みも秀逸。誰にでもマッチして、血色のいい肌に導いてくれます。ピュア カラー ブラッシュ 08¥5,500/SUQQU
3 ツヤと明るさを与える練り状ハイライト
明るくしたい箇所にピンポイントで塗れる、スティック型。ルナソル ラディアントスティック¥3,000/カネボウ化粧品
写真映えする肌へと変わるメイクのテクニックは次ページで!→
さりげなくリフトアップした血色のいい肌なら、それだけで十分美しい。
いつもとどこが違うんだろうと探られるくらいが正解。
1 シェーディングする箇所はここ!
あご先~耳に手を置き、耳たぶを人差し指と中指で挟んだとき、隠れる部分です
2 フェイスラインを影色で削る
シェーディングを含ませたブラシで、1 で隠れた部分をあご先から上にひとはけ
3 チークは血色+引き上げのW効果
チークを頰中央に丸く入れた後、こめかみに向かって引き上げるように
4 頬骨の高い位置に光の帯を効かす
ハイライトは、黒目端下から目尻下までの小範囲に、やや縦長に入れていきます
次回は、Part2「 写真映えフェイス・前夜ケア」についてご紹介します。
撮影/玉置順子(t.cube)〈人物〉 小川 剛〈物〉 ヘア&メイク&メイク指導/千吉良恵子(cheek one) モデル/樹神 スタイリスト/程野祐子〈人物〉 高橋尚美〈物〉 取材・原文/中島 彩