ここ数年、高性能ドライヤーが大人気ですね。本来髪を乾かすだけのものなのに、高額なドライヤーがバンバン売れていると聞いて私も驚いています。でも、実際に使ってみるとやっぱり違いが感じられるんです~。今回はdysonのドライヤーを使ってみたのでご紹介したいと思います。
今さらですが、dysonのドライヤーはこちらです。可愛いですよね! 実は私、これまでにも高性能ドライヤーをいくつか使ってみたのですが、dysonはデザインのカッコよさで売れているんだと思っていたんです。口コミを見ても、「髪が早く乾く」といったものがほとんどですし…。“今使ってるものでも十分早いからいいや~”とスルーしていました。
そんな私が初夏の頃dysonドライヤーの発表会にお招きいただき、これは興味津々と行って参りました! プレゼンテーションしてくださったのは、イギリスの本社から来日したドライヤー開発者でエンジニアのスティーヴ・ウィリアムソンさんです。サイクロン掃除機から始まったdyson社はデジタルモーターの開発に力を入れていて、全社員の1/3以上がエンジニアなのだそう。
dysonのドライヤーは風力が強いことに定評がありますが、どれだけ強いのかという実験をしてくださいました。写真左にある3つの風車の向こうに、dysonドライヤーと他社のドライヤー2機があります。それぞれ最大風量に設定したドライヤーと風車の間にメッシュを張った板を1枚、2枚と差し込んでいくと、他社の2機は風車の回転がユルユルと遅くなっていき、dysonはクルクル回ったまま。最後に水をスプレーした板を差し込んで乾き具合を確かめます。すると…! 結果はご覧の通り。一番右がdysonドライヤーを当てた箇所です。スティーヴさんのこのドヤ顔! でも、風力が強いだけじゃないんです。
dysonのドライヤーは徹底した温度設計がされていて、温風でも熱くならないんです! つまり、過度な熱によるダメージから頭皮と髪を守ってくれるんですね~。実際に使ってみると、風力が強いのに音がうるさくなく、風自体も軽く感じました。なるほど髪が早く乾きます。ボディも重くないので使い心地もいいし、今年の猛暑の中では熱くならないドライヤーは快適! 私が奇をてらったデザインだと思っていたボディ中央の穴は、たくさんの空気を取り込むためにあったんです(dysonさん、ホントごめんなさい)。さらに、ナノサイズのマイナスイオンを発生して、静電気を防止してなめらかな髪に整える効果もあるそう。確かに、乾かした後の髪に艶があるような…。私が使っているのは、6月に新発売されたこちらの新色ブラック/ニッケルです。
●Dyson Supersonic ヘアードライヤー ブラック/ニッケル ¥45,000(編集部調べ)
※2年間メーカー保証付き
※直営店・オンラインストア・お客様相談室・百貨店での限定発売品
マグネット式で簡単に着脱できる付属のアタッチメントはこの3つ。手前の2つはブロー用ですが、幅が広い方(右)は髪全体を乾かすのに適しています。幅が狭い方(左)はブローしたい箇所に集中的に風を当てることができるので周囲の髪を乱すことなく、ブローしながらスタイリングしたい時に便利。また、写真上のディフューザーはカールやウェーブヘアをふんわり乾かすことができます。このディフューザー、パーマヘアじゃないから要らないわ~と思ったら大間違い。素敵な使い方もできるんですよ!
発表会ではヘアアーティストの今泉亮爾(イマイズミ・リョウジ)さんがディフューザーを使ったヘアスタイリング方法を教えてくださいました。まずは、ストレートのロングヘアをゆるふわウェーブに。髪を2つに分け、クルクルねじってお団子にしてピンで留めます。ディフューザーを装着したドライヤーをお団子に当てて乾かし、崩すと右のようなウェーブになるんです! 熱くならない風を至近距離から広範囲に当てられるからできるんですね。
こちらはストレートのボブをふんわりさせるスタイリング。手でギュッと握りながら持ち上げた髪をディフューザーで押さえるようにしながらドライヤーの風を当てます。これを髪全体にすると、写真右のようにフワフワ~! 仕上げにブラシで整えたらふんわりボブの完成。このテクニックは髪がペタンコになりやすい人にもよさそうですよ。dysonのドライヤー、色んな意味で見逃せないと思います。
dyson公式ホームページ
https://www.dyson.co.jp/
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