前回は、乾燥が招く肌トラブルについてみていきました。今回からはパーツ別ボディケアをご紹介していきます。ボディは顔以上に年齢が出てしまいます。老け見えや、かゆみ・炎症などのトラブルを防ぐためにも、気になるパーツ別に秋冬のお手入れを徹底しましょう!
ボディの乾燥を防ぐ
パーツケアをぬかりなく
かゆみが起こりやすい
お腹
背中
お腹と背中は全身の中では皮脂腺が多くあるため、比較的乾燥しにくいパーツですが、衣類などの摩擦によるかゆみに悩まされることも。基本的には肌に優しい処方のボディクリームなどで保湿し、木綿やすべりのいい素材のインナーを選ぶのがおすすめです。乾燥によるかゆみが起こったら、かかずに患部を冷やしたりたたくなどして対処し、かゆみ止めや皮膚科で処方された治療薬を使って。保湿タイプの入浴剤を入れてお風呂に入るのもひとつの手です。
次ページで、対策をご紹介します。
かゆみが起きたら
専用のローションを!
1 乾燥によるかゆみを抑える、乳液タイプのローション。かゆみを素早く抑え、潤いのある肌へ導きます。第3類医薬品。ユースキン I ローション 130㎖¥1,400/ユースキン製薬
2 手が届きにくい背中にクリームやローションを塗るときに便利。ユースキン セヌール ¥350/ユースキン製薬
肌の潤いを守る、
特殊繊維のインナーを活用して
3 肌あれを防いで肌の潤いを保つ、〝化粧品〞として販売されているインナー。ヌーディベージュ、ブラックの2 色展開。フロラーレ バイ トリンプ(FL905) 七分袖トップ¥6,300/トリンプ・インターナショナル・ジャパン
4 米ぬか繊維を使用した優しい感触のショーツで肌の水分をキープ。日本アトピー協会推薦品。4色展開で、上写真はモスピンクとココア。他にダークグレーとブラックもあります。米ぬか美肌スタンダードショーツ 各¥1,780/ボディヒンツ
次回は、腕・脚の乾燥対策についてご紹介します。
撮影/天日恵美子〈モデル〉 久々江 満〈物〉 ヘア&メイク/広瀬あつこ モデル/竹中友紀子 スタイリスト/日置 彩 取材・原文/中込久理