知りたい! あまり白髪がない人の生活習慣&ケア
OurAge世代になっても白髪がほとんどないという人もいます。そんな人の生活習慣や日々のヘアケアをチェック!
子どもの頃から自然食。
体にも髪にもいい生活を実践。
笹川直子さん 「クィーン」代表
カルテ
● 白髪率/ほとんどなし
● 多発地帯/―――
● その他の悩み/少しクセがある
「母が健康意識のとても高い人で、私は子どもの頃から自然食で育ちました。シャンプーは石鹼系、リンスはレモンの搾り汁でした」と昔を振り返る笹川さん。
大人になってからもナチュラルでシンプルな生活を実践。なかでも市販の香りの強いシャンプーを使うと頭皮にかゆみが出るため、「それなら安心して使えるシャンプーを自分で作ってしまおう」と、頭皮や髪に優しく、心地よい洗い上がりのシャンプーを開発。これが笹川さんが代表を務めるナチュラル系ヘアケアブランドuruotteのスタートです。
「美しい黒髪は健やかな頭皮があってこそ。それには洗髪後、頭皮をしっかり乾かすことも大切です。ドライヤーを45度の角度の上から当てるのがポイント。頭皮への栄養補給や血行促進も重要なので、頭皮美容液をつけてマッサージも欠かしません」。
笹川さんの美しい長い黒髪は、こうした日々の習慣で育まれているようです。
ナチュラルケアが美髪の秘訣
右2本は植物エキスや天然精油で頭皮をケアする、uruotteの頭皮美容液2種。左はナチュラルコンシャス処方の洗い流さないリペアミルク
次ページでは、正しいドライヤーのかけ方や頭皮マッサージを教えていただきます。
ドライヤーは45度の上からかけるのが鉄則
頭皮の常在菌バランスを整えるには、洗髪後すぐに頭皮を乾かすこと。ドライヤーを45度上からかけると髪にも優しい
血行を促すマッサージを習慣に
頭皮美容液をつけ、指の腹でマッサージ。百会(ひゃくえ)のツボは自律神経を整え、こめかみは目の疲れに。白髪の原因といわれるストレスは小まめに解消しています
ツボ押しにはチタンのマッサージツールで
頭のツボ押しには、ナガエプリュスのチタンでできたマッサージツール「シーニュ」を愛用。頭皮の血行を促すと、顔も引き締まります
次回は、自宅でのセルフケアに役立つ、さまざまな優秀グッズをご紹介します。
撮影/フルフォード海 田代ゆか り(HAPP’s) 取材・原文/山村浩子