「肌なじみ」色は卒業?春の口もとは「肌まで明るく見せる」色
初めまして、弓気田みずほです。
毎日のスキンケアやメイクのコツなど、皆さんの「きれい」のために、
ちょっと役に立つようなお話をしたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします!
春の新色がひととおり揃ったこの時期、とにかく「ピンク」がたくさん出ているのに気付いた方も多いのではないでしょうか。各ブランドの広告を見ても、口もとは必ずと言っていいほど、つややかなピンクで彩られています。
ただ、「ピンクメイク」というと、どうしても苦手意識がぬぐえないもの。「肌なじみがいい」という言葉に安心して、ついベージュピンクを使い続けてしまっていませんか?
これまでは「目力メイク」と言われるように、とにかくアイメイクを重視したメイクバランスが続いてきました。その中で、リップメイクは存在感の薄いものだったともいえます。実際、何年もグロスしか使っていない、という方も珍しくありません。
でも、ようやくリップにもスティック型、つまり「口紅」の形をしたものが増えてきました。質感も、これまで「見た目の色がそのままつく」というイメージだったものが、つけると透明感やツヤがあり、グロスに慣れた方にも使いやすいものが増えています。くちびるをいたわる効果にも優れていて、縦じわの目立つくちびるもふっくら見せてくれます。
わたしは丸の内エリアで、コスメやネイルサロンなど美容関連ショップのアドバイザーをしていますが、丸の内で働く女性は、何よりも「会社で浮かない」メイクが信条。新色や限定色には飛びつかず、自分に合ったものを慎重に選びます。そんな丸の内ワーカーの女性たちも、明るい色の効果に気づき始めているようで、エリア内でも新色のピンクが売れてきています。
実際ピンクをつけてみて「すこし濃いかな」と思ったら、軽くティッシュオフしてみましょう。2枚重ねのものを1枚にして、そっとあてるぐらいでOK。その後、くちびるの中央にだけリップを重ねづけすると、くっきりしすぎずやわらかい印象に仕上げられます。
明るい色のリップに心惹かれても、お店で見ただけでなんとなく使いづらかったという方、この春こそチャンスです!肌もパッと明るく見せてくれる春の色、ぜひくちびるから取り入れてみてください。
弓気田みずほ