スニーカーブーム大歓迎のミーナです。ラクチンな靴がトレンドだなんて、うれしい!でも、そこは大人ですもの、大人にふさわしいデザインのものを選び、コーディネートにも気を配らなくちゃです。単なるカジュアルに終わらないコツを、2人のおしゃれ達人に紹介してもらいました。ぜひ参考にしてくださいね。
足元から軽く、美しく!
大人のための最旬スニーカー選びのポイント
ファッション界では今、スニーカーが大ブームです。
そこで、Our Age世代の二人のおしゃれ通に、大人のスニーカー選びのコツを教わりました。 ラグジュアリーブランドが発信する、最旬のスニーカーも見逃さないでください!
今回は、ファッションディレクターの萩原輝子さんの、大人のスニーカー選びのポイントをご紹介します。
上質感が
大人のスニーカーの必須条件です
今回は、チャーチの黒のスニーカーを履いて登場した萩原さん。
「ここ数シーズン、コレクションでも、カチッとしたひも結びの男靴が出てきています。普段、スカートをはくことが多いんですけど、カチッとしすぎない男靴を探していたときに出会ったのがこのスニーカー。ちょっと厚めのソールにトリコロールラインがあしらわれたデザインにひと目惚れ。今年らしいコーディネートができる一足として、ミラノで購入しました」
靴は海外で購入することが多いとか。
「マーク ジェイコブスのブルーのシルクスニーカーは、10年くらい前にパリで買いました。もともと好きなブランドではあったんですけど、シルクのスニーカーというところが気に入って。長いスカートを合わせて、足元だけちょっと見えるくらいのバランスで履いています」
パイソン柄のスニーカーはランバンのもの。「パイソン柄は大人の定番柄ですけれども、グログランのリボンをあしらっているのがランバンらしくていいなと思い、パリで買いました。コンバースのゴールドのスニーカーは、スニーカー通の知人に教えてもらったのですが、日本には入っていなかったので、LAに出張に行ったときに手に入れました。色と素材が、私のスニーカー選びのポイントです」
萩原輝子さん Terumi Hagiwara
profile
1959年生まれ。ファッションディレクター。毎シーズン、ロンドン、ミラノ、パリ・プレタポルテ、パリ・オートクチュールコレクションを巡り、モード誌や新聞各紙に記事・コラム等を多数寄稿。セレクトショップのディレクションも担当
透け感のあるレースのタイツで軽さをプラス
お気に入りのチャーチのスニーカーに萩原さんがコーディネートしたのは、トップスがトーガの光沢ある黒のライン入りニット、ボトムはミュラー オブ ヨシオクボのチュールの切りっぱなしのスカート。スポーティなトップスとふんわりとしたボトムで甘辛ミックスなスタイルに。
さらにウォルフォードのレースのタイツをはいて抜け感を演出しています。「服がちょっと甘い感じで、スニーカーが辛口だったので、両者のつなぎとしてレースのタイツを合わせました。これが無地のタイツだと、ベタッとなってしまうと思います」
撮影/板野賢治 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/安部由津紀
次回は、イラストレーターの松尾たいこさんの、大人かわいいスニーカー選びのポイントをご紹介します。