スニーカーブームの今年、ミーナも春に1足、夏に1足、秋にも1足、買ってしまいました。春は、「ヴィンス」のハラコのスリッポン、色はネイビ―ブルー。夏は、大人のためのヴィンテージ風スニーカーが人気、本格展開が始まった「ゴールデン グース デラックス ブランド」で。コンバース風デザインがかわいい、黒いハイカットです。そして、秋には黒いハラコのハイカットのスリッポン。スニーカーでちょっとごつくてカジュアルな足元にすると、着こなしに今年らしい気分をプラスしてくれますよ。
足元から軽く、美しく!
大人のための最旬スニーカー選びのポイント
ファッション界では今、スニーカーが大ブームです。
そこで、Our Age世代の二人のおしゃれ通に、大人のスニーカー選びのコツを教わりました。 ラグジュアリーブランドが発信する、最旬のスニーカーも見逃さないでください!
今回は、個性的でカッコいいデザインがお好みの、イラストレーター松尾たいこさんの大人スニーカー選びのコツをうかがいました。
ひねりのあるデザインが
大人のかわいさを表現
今回松尾さんが履いているのは、アンダーカバーとタカヒロ ミヤシタ ザ ソロイストがコラボしたスニーカー。
「アンダーカバーのワンピースを買ったときにお店で見つけて買っちゃいました。形はコンバースに似ているんですけど、ファスナーやスタッズ、ベルトがついていて、ところどころにダメージ加工が施されているのがカッコいいなと思って」
「ひとひねりあるデザインのスニーカーが好き」という松尾さん。鮮やかな赤い色が目を引くスニーカーは、スピングルムーヴという広島のブランドのもの。「シルエットが細くて足の形がきれいに見えるのと、履きやすいところがお気に入り。内側がジャージー素材になっているので、素足で履けるんです」。
アイボリーのスニーカーはコンバースとポール&ジョー シスターのコラボレーション。「シューレースと内側が猫柄になっているのがかわいいでしょ? ネットで偶然見つけ、予約して買いました」
黒のメッシュのスニーカーはシャネルで購入。「もともとショートブーツが好きだったんですが、夏は履けないですよね。このスニーカーはショートブーツっぽいけど、メッシュなので夏でも履けるなと思って。夏場にノースリーブのワンピースとこのスニーカーを合わせ、足元をちょっと重めにコーディネートしたりしています」
松尾たいこさん Taiko Matsuo
profile
1963年生まれ。32歳で上京し、セツ・モードセミナーに入学。1998年からフリーのイラストレーターに。これまでに250冊以上の書籍装丁画を手がけたほか、雑誌、広告等の作品を提供。『古事記ゆる神様100図鑑』(講談社)を10月刊行予定
ロックテイストの靴には甘めのトップスが◎
アンダーカバーのスニーカーに合わせたトップスは、08サーカスのピンクの豹柄シャツ、ボトムはミハラヤスヒロの黒のスリムパンツ。パンツはデニムとレザーのコンビネーションになっています。
「靴がスマートなデザインではないので、全体をゆるゆるしたコーディネートにしてしまうと、だらしなく見えるかな、と。ヴィンテージっぽいスニーカーなんですけど、服もそうすると疲れた雰囲気になっちゃいますよね。なので、全体のシルエットを細身にしてちょっとキレイめなスタイルにし、ピンクのトップスでかわいらしさをプラスしてみました」
撮影/板野賢治 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/安部由津紀