旅行大好きミーナです。旅先は、アフリカなどへの秘境旅やダイビング、または優雅なスパ・美容旅、と志向は正反対なんですが・・・ 自分へのご褒美としていつかは行ってみたいのが、「マンダリン オリエンタル 香港」。香港なら週末でもさっと行けるので、あとはお財布と相談ですね。
中国伝統の癒しと滋味あふれる食事で心身再生!
香港一優雅に伝統療法を堪能できるスパとして、トラベル&スパジャーナリストの板倉由未子さんもすすめる「マンダリン オリエンタル 香港」。
その魅力についてレポートしてもらいました。
今回はまず、「マンダリン オリエンタル 香港」の歴史やサービスなどについてです。
美しくピンク色に染まった香港島の日の出
古来伝わる香港の秘法で健やかな自分を取り戻す
ビクトリア・ハーバーを見晴らす香港島の好立地にたたずむ「マンダリンオリエンタル 香港」。1963年の開業以来、世界中のセレブたちに愛され続けています。
2006年秋には全館改装を終え、リニューアルオープン。2100㎡に及ぶスパは、数々のスパプライズに輝くアジア屈指の名スパです。1930年代の上海の雰囲気を再現したという室内で、中国医学に基づいたトリートメントや本格的なアーユルヴェーダも体験できます。
まずは、トリートメントの予約1時間前から利用できる「ザ ヒート&ウォーター エクスペリエンス」を。代謝と血行を促進するチャイニーズハーブのスチームサウナや冷温のクナイププールがあり、日常のストレスを解放しながら、これから始まる癒しを受け入れる心身の準備ができます。
体験すべきは、中国伝統の技が集結した「インペリアル ジェイド リチュアル」。香港で馴染み深いクローブなどが入ったハーブボールが全身に押し当てられ、さらにリフレクソロジーで体のエナジーラインが活性化されます。
続いて経絡ポイントを刺激するマッサージが行われ、陰陽のバランスが整えられます。そして美白とアンチエイジングに効果があるといわれるごまと米のスクラブを受けると、肌はしっとりツヤツヤに。顔はクレンジング後、ローズマスクが施され、冷えた翡翠のローラーでマッサージ。リフトアップすると同時に肌のくすみも一掃します。
中国で翡翠はネガティブな気を祓い、新たな生命力を授けると崇められるパワーストーン。トリートメント後、心身ともに浄化されたことを実感できるでしょう。
スパのあとは、ミシュランの一ツ星を獲得し、香港の美しいパノラマを望む広東料理レストラン「マン ワー」へ。薬効あふれる体にいい素材を使った料理が充実しているので、さらなるエナジーチャージもできます。
ラグジュアリーな雰囲気の中、中国伝統の美容&健康法を、内から外から取り込める養生ステイ。「マンダリンオリエンタル 香港」は、それをかなえてくれる貴重な癒しホテルです。
熟練したドアマンの穏やかな笑顔の出迎えにほっとして。確かなホスピタリティが受け継がれるホテルです。
マンダリン オリエンタル 香港
DATA
5 Connaught Road Central⦆Hong Kong TEL+852 2522 0111
1泊HK$4,600~(税・サ別) 全501室 インペリアル ジェイド リチュアル 120分HK$2,250(週末HK$2,450)
日本での問い合わせ先/マンダリン オリエンタル ホテル グループ 日本リザベーションオフィス 70120-663230
http://www.mandarinoriental.co.jp/hongkong/
香港国際空港から車で40分
次回は、マンダリン オリエンタル 香港のスパやレストラン、ゲストルームなどを写真でご紹介します。
撮影/秋田大輔 構成・原文/板倉由未子